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今日、早速昨日かけたのれんの効果があったようです。よく当店の前を通るそうです。自転車でお見えになり、贈答用に合財袋（合切袋）がご要望のようで、きょうは下調べでお帰りになりました。今までは、何やさんかなーとよくわからなかったそうで、やはりのれんの効果です。のれんが、メッセージを発信したわけです。
「メディアはメッセージである」とは、かの有名なマーシャル・マクルーハンの難しい言葉ですが、すこしわかったような気がします。袋物と書かれた「のれん」と言う古くからあるメディアが、それらしいメッセージをお伝えしたんだと思います。
のれんが出ている時は、当然営業中ですので、お気軽にお入り下さい。お越しの節は事前にご連絡下されば幸いです。外仕事にでていることがありますので。
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最近、コミュニケーション、メディア関係の本を読み始めました。どの本がいいかはまだわかりませんが、とりあえず図書館へ行きその関連の本を３冊ほど借りてきました。
ブログを始めてから、効用について何回か書きました。今回は、ブログを通じてどのようにしたらわかりやすくお伝えすることが出来るかに興味を持ちましたので、これを勉強する気になりました。またしても、効用です。
人と人との直接的なコミュニケーションが一番大切なことは当然です。デパートなどの江戸職人展での実演でのお客様との会話の重要性はよく知っています。ただ、これにしてもお客様にわかりやすく伝えられているかどうかは、個人的には疑問がありました。研究課題です。
また、ブログは直接的なコミュニケーションの手段ではなく、間接的手段ですが、これを用いて、いかに人様に物事をわかりやすく、正しくお伝えするかもこれからの研究課題です。
一部分ですが、本を読んでいたら、都市や街並み、それを構成する色彩の組み合わせや建物もメディア、とか書いてありました。そこには、様々な情報が詰まっているわけです。その内容を全体が調和的に伝えているわけです。なるほどな、と思いました。なかなか面白そうで、ためになりそうな分野のようです。しばらくしましたら、研究成果？の報告をさせていただきます。
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浅草小島町界隈は、台風２０号の影響でしょうか、雨続きです。気がつくともう十月も半ばを過ぎ、気ぜわしくなって来ました。子供の頃は、時間がもっとゆっくり過ぎていたような気がします。やはり年齢のせいでしょうか。
友人が、JR品川駅前のビルの地下でもつ焼き「一休」という居酒屋をやっております。今度、お店のブログを作りたいそうで、現在構想中です。当店もお手伝いし楽しいブログ作りを目指しています。当初は、週刊で掲載して、なれるに従い増やしていきたいそうです。
考えてみますと、「一休」には常連さんがいるわけですから、ブログを開設したら皆さんにすぐ教えられるわけです。今日のお勧め品ですとか、珍しいメニューですとか、レシピですとか、工夫しだいで面白いことが出来そうです。ネット上でお手伝いできるんですから、すばらしいことです。先進的なことに参加するみたいで、今から楽しみです。
ちなみに、「一休」の電話番号です。０３－３４４３－６９４３です。お近くの方は、のぞいてみてください。駅の出口は、パシフィックホテルやプリンスホテルがあるほうです。交番の近くに地下へ降りる階段があります。うちのブログでみたことを言ってみてください。なにかいいことがあるかもしれません。
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上は、天保８年（１８３７）～嘉永６年（１８５３）頃の「類聚近世風俗志」という、袋物に関することを集めた古文献です。類聚（るいじゅう）とは、同じ種類の事柄をそれぞれ一ヶ所に集め、分類・編纂することとあります。（新明解国語辞典より）
右下に「火用心の煙草入」、（煙の字は文献では火へんに因です）とあります。これは、紙に油をひいて、火用心と墨書きし、旅行などに煙草入れとして用いたとあります。江戸時代の旅人が、これを腰から提げている情景が目に浮かぶようです。
下に掲載した物は藤井袋物店で製作した、火の用心の腰提げです。文献の物とは違い、素材も牛革で、付属品にファスナーを使用している現在の製品ですが、昔から存在していた袋物であることは、間違いないようです。他にも興味深い記述がありますので、折をみましてご紹介いたします。
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現在、手前にあります完成品のさや付き腰提げ煙草入れを製作中です。木型を使った伝統的技法にて製作しています。煙草入れを作る職人は、都内でも、うちをいれて１～２軒しかありません。要は珍しいものを作っているわけです。
最近、静かな和のブームで、着物をお召しになる男性が増えているそうです。まさにその際の、実用を兼ね備えたアクセサリーとして、角帯、兵児帯の間にちょっと差すってーのが、粋っつうもんだい。(江戸なまりですいません）それと、半天着（はんてんぎ、と読んでください）のときとかもいいです。特別な用途としては、演劇の小道具としても活躍しています。
江戸時代に花開いた、町人文化の中ので盛んに用いられた、煙草入れを主とした袋物を、和のシンボルとして、これからも研究開発かたがた、作りますので、よろしくお見知りおき下さい。
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浅草小島町界隈一般の景気回復はまだのようです。業界の人、知人友人、近所の人、おしなべて｢全然動きません」といいます。そうです、商品が流通しないということです。表現は少し皆さんオーバーに言いますが、深刻さは伝わってきます。ですが、出口のないトンネルはなく、景気回復は必ず起きるのは、長い歴史の証明するところです。
こんなことを以前どこかで読んだ記憶があります。歴史の経験則でバブル経済崩壊を経験した国家は、立ち直るまでおおよそ１５年かかるそうです。そうすると、もうほぼ１５年が経過しています。新聞紙上で景気回復のニュースが流れる昨今、この経験則はあてはまりそうです。
夜明け前が一番暗いといいます。是非そうなってほしいです。藤井袋物店も頑張ります。
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２００７年から、IP携帯電話が実用化されるそうです。インターネット電話が携帯端末でできるようになるわけです。数キロ範囲で電波をひろう、高速無線LANを使うそうです。難しいそのシステムとか構造はよくわかりませんが、とにかく、どこにいても、どこからでも、安い通話、通信料金で便利に電話が使える時代がもうすぐやってくることは確かです。
以前、経営管理について少し勉強したときにマネジメントのサイクルで、計画、組織、統制というのを習いました。（Plan,Do,See,といわれているものです）そしてその三つを伝達(コミュニケーション)という言葉で、大きく括られている図解を見た覚えがあります。
経営に限らず、この伝達ということが一番大切な事柄であるとその時思ったのですが、まさに今のこの時代はその伝達にまつわる、様々な技術が、秒進分歩のスピードで生み出され、使われ始めたすばらしい時代だと思います。
そして、個人がその便利な伝達手段を安価で縦横に駆使できる時代が進行しつつあるわけですから、みんなで使わない手はありません。太古の昔から大勢の人が苦労してきたコミュニケーションです。当然、藤井袋物店も勉強中です。よろしくお願いします。
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今日は久々の秋晴れでした。朝晩はちょっと冷え込むようになってきました。風邪にご用心です。タイトル、「完成間近」ですが、語句確認のため辞典を引きました。最初、「まじか」でひいたところ、出ていません。あれと思いきや、「まぢか」でした。そもそも「ちかい」という意味ですから、あたりまえでしたが、うっかりでした。ローマ字入力ですと「ぢ」はDIでした。また一つ勉強させていただきました。
鹿革の合財袋(合切袋)三点がもうすぐ、完成です。手前からトンボ柄（勝ち虫)、小桜、紗綾形（さやがた）です。紗綾形は、卍を組み合わせた連続文様で、その昔中国から輸入された絹織物の地模様だそうです。お奉行がお裁きをする場で、後ろのふすまによく使われている文様です。
手造りのためと鹿革の出来上がりを待つので、少々時間がかかりますが、お待ちのお客様にはなるべく早くお渡しするよう心がけています。
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少し冷え込んだ感じがして、ふとんから離れがたかった朝だと思ったら、今日は富士山の初冠雪だったようです。昨年より１０日早く、平年より１０日遅いそうです。ということは、昨年は平年より２０日遅かったわけです。温暖化の影響でしょうか。
久々にデジタルカメラの売り場をのぞいてみました。ホームページ製作やブログには（おっとブログもホームページの一員です)やはり必需品の一つでしょうから、また気になりだしました。
だいたい、高画質化、コンパクト化、薄型化でしょうか。もちろん本格的なタイプもありましたが、、将来買うとしたら、手振れ補正つきの薄型でしょうか。でも高機能化している分、お値段もちょっといいです。
皮革袋物製品の味わいを、ネット上で表現するには、デジタルカメラでの撮影技術を少しでも向上させないといけません。いろいろと勉強する気になります。とりあえず、今もっているデジカメでせいぜい腕を磨きます。いやー、ブログって本当にいいですね。(どこかで聞いたことがあります）
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