浅草鳥越の袋物職人の通信局

たまごかけご飯

　昔から定番の、たまごをご飯にかけて食べるのが、静かなブームのようです。だれでも食べているものが、ブームとはおかしな話ですが、よく聞くと混ぜたり、乗せたりするトッピングの類が話題のようです。

　生卵をご飯に直接かけて食べるのは、世界でも日本人の特技とされています。古来から、「卵を飲むと精がつく」といわれているように、滋養にはもってこいの食品のようです。だから日本は長寿国とは飛躍的ですが、もしかしてそうかも知れません。もちろん、食べすぎはコレステロールの過剰摂取ですから、一日二個までとかいわれています。

　藤井袋物店主もたまごかけご飯が好きでよく食べます。熱々ごはんの真ん中に穴をあけて、たまごを落として醤油をちょっとかけます。軽めに混ぜて、トッピングには佃煮ののりが一番です。（江戸むらさきのごはんですよかなんかです）たまごとのりの味、風味が絶妙にマッチしておいしいですよー。

　なまたまごを食べて、栄養をつけて、鳥インフルエンザが流行ったら、これで対抗しましょう。

もうすぐ二の酉

　浅草の鷲神社の二の酉が２１日の午前０時から始まります。以前夜中の（午前０時）開始から行ったことがあります。何軒もある各お店に高々と飾られた熊手が派手にライトアップされていて、なかなか見ごたえあります。昼間見るより、迫力が感じられます。開門と同時に大勢の人が入ってきます。なかには転びそうになる人もいて、ちょっと危ないです。

　藤井袋物店は２１日の午前１１時から午後５時まで、べっ甲やさんと一緒に「台東区立下町伝統工芸館」で実演を行います。販売もいたしますので、ご都合のよい方はお立ち寄り下さい。二の酉が終わると、翌日は暦の上での「小雪」、冬が駆け足でやってきそうです。

　

アクセス解析

　タイプパッドのブログには、アクセス解析がついています。毎日投稿する前に必ず確認しています。どの人が見ているのかまではわかりませんが、使いこなせれば、便利なツールだと思います。

　参照元（どこからのアクセス）がどこかが表示されます。例えば、参照元が様々な検索エンジンですと、どのようなキーワードで検索して「浅草小島町の袋物職人の通信局」に訪れたかがわかります。キーワードも様々ですが、ブログの文中の語句が検索されて、当店のブログを訪れる方もいます。最近は、検索する語句を複数列挙するやり方が増えているようです。これですと、検索する方も、検索される方にもメリットがある方法だと思います。なぜならば、探す方も見つけやすく、探される方も見つけられやすいからです。

　一日一日と寒さが増してきています。風邪にはご用心です。よく手を洗い、うがい、マスクの古典的三種の神器はたいへん有効のようです。

ベルト通しの小物入れ

　友人からベルトに通せる、小銭や鍵の入る革の小物入れを依頼されています。大きさにすると１４センチの、７センチくらいのもでしょうか。

　ご存知の方もいらっしゃると思いますが、鍵類などの先がとがった物を、直接ズボンのポケットに入れていると、長い間にポケットの生地に穴が開いてしまいます。ズボンのポケットの生地は、はきごこちを考えてでしょうか、たいてい薄手の布地が使われています。気がつかないうちに、穴が大きくなり、大切のものを落としてしまう可能性があります。

　依頼主の友人もそれが原因で物を落としてしまった経験者です。意外な落とし穴がありますので、是非、革のｹｰｽに入れて持たれることを、お勧めします。藤井袋物店は、年内休まず営業いたしております。

記念品完成

　本日、記念品の手提げﾎﾟｰﾁ名入れの５８本が完成しました。あとは、包装をして納品するばかりです。先日、出展していました都庁の観光情報センターで、少しずつ下ごしらえをしていたおかげで、予定通りの納品ができそうです。実演と下ごしらえ一石二鳥でした。

　名入れの袋物の記念品は、手前味噌ですが、なかなか洒落た贈り物です。ご興味ある方は、是非一度ご相談下さい。

　お店の正面の外壁の塗装が始まりました。２～３日で完成のようです。様子を写真で公開するかもしれません。それでは、失礼したします。

店舗改装

　と言っても、藤井袋物店が直すのではなく、二階の大家さんが直します。直す部分は正面の塗装のみのようですが、きれいになるのはいいことです。自然とうちが恩恵を受けてしまいます。有り難い事です。

　いきさつは、お隣が外壁のコンクリートから雨漏りがするという理由で、改装工事をはじめました。一週間ほどその工事がかかるなか、うちの大家さんが工事をしている人から「おたくも壁にひびが入っているので、くずれてくるおそれがありますよ」と言われて、改装を決断したんだそうです。即断即決、工事の人なかなかのセールスの達人です。

　今年も残すところ、一ヵ月半ほどです。気合を入れて頑張ります。年内は休まず営業いたします。

夜のとばりがおりる

　藤井袋物店は本日も休まず営業いたしておりました。外での仕事や出張などがない限り、浅草小島町のお店におります。のれんが出ているのが目印です。

　夕方五時すぎに、浅草のお得意先に自転車で納品に行ってまいりました。夜のとばりがおり、何軒か連なる煮込みとホッピーを売る居酒屋の外に出されたいす、テーブルで賑わうお客さんの脇を通り過ぎ、納品、納品。

　さて、上の文の中の「とばり」ですが、調べました。帳と書いて、室内の仕切りなどに使うカーテンだそうです。本来は戸の代わりに張るものの意味だそうです。夜のとばりがおりるは、文学的表現なんだそうで。（新明解国語辞典より）

　ブログを始めるようになってから、よく語句を調べるようになりました。調べた言葉を掲載する理由は、よく言われるように、「人に教えることは、もう一度学ぶことだ」とかの所以です。人のためになり、自分のためにもなる、一石二鳥です。またまたブログの効用です。

オークションのお知らせ

　東京は木枯らし一番が吹きました。日中、風が少し強かったですが、冷たい風ではなかった気がします。夜は、やはり冷えてきます。

　今日は少し早いですが、お知らせがあります。「台東区立下町伝統工芸館」で、平成１７年１２月２２日（木）から平成１８年１月３１日（火）までを入札期間として、伝統工芸品のオークションが開催されます。様々な伝統工芸品が期間中展示され、２月上旬頃には入札結果をお知らせし、その後落札品の引渡しという段取りです。藤井袋物店も出品の予定です。出品する品物が決まりましたら、後日詳細とともにお知らせいたします。

　また、詳しいご案内は直接、伝統工芸館に電話で（０３－３８４２－１９９０）お問い合わせ下さい。親切に教えてもらえます。

都庁実演最終日

　都庁観光情報センターでの当店の実演は本日が最終日でした。上掲はこのあと引き続いての職人さんの実演スケジュールです。ご興味ある方は是非どうぞ。職人さんには、どしどし質問を投げかけて下さい。いろいろなお話が聞けてきっとためになります。

　今日は藤井袋物店がブログを利用させていただいているタイプパッドのサポートの方に来ていただきました。これには感激でした。ブログを始めたばかりのころ、多く質問させていただきましたが、その都度、懇切丁寧に答えていただき、大変助かりました。その上、鹿革の携帯電話ストラップも買っていただきました。誠に有り難い事です。

　夕方からたいぶ冷え込んできた浅草小島町界隈です。皆様、風邪にはご用心下さい。

熊手

　都庁観光情報センターの実演コーナーの脇にある大きな熊手です。当店の実演も、明日が最終日となります。引き続いて、来週は仏壇、べっ甲やさんにバトンタッチです。袋物職人の次回実演予定は、二の酉です。

　昨年の酉の市にも、浅草の「台東区立下町伝統工芸館」で実演しましたが、不景気のせいか賑わいもいまいちでした。本年の２１日の二の酉は景気復活を祈念し、賑わいを取り戻すために頑張ります。仕事しまったあとは、景気づけにおとり様でも繰り出せるといいんですが。