浅草鳥越の袋物職人の通信局

受信メール数急減

　加入しているプロバイダーがメールの振り分けサービスを実施して以来、広告メールが激減しました。

　今までは、すべてのメールをチェックしつつ、削除していましたが、もうその手間がいらなくなりました。必要なメールのみが閲覧できるので、朝のメールチェックが楽ですし、楽しくなりました。

　ただし、必要なメールまで迷惑メールフォルダーに入っていたりすることもあるので、その辺は注意が必要です。

　政府も「迷惑メール規制法」なるものを、年内に成立させるようです。現代は、情報の洪水状態とかいわれています。必要な情報だけを、必要な時に、必要な人にがますます重要になる時代です。規制されても仕方がないかも知れません。

江戸すだれの田中さん

　本日は、江戸すだれの田中さんのホームページをご紹介いたします。当店のホームページもリンク集に入れていただいており、ネットワークしています。

　田中さんのところでは、製品の販売はもちろんのこと、オーダーメードや修理、工房見学や体験学習（事前にご予約が必要です）、さらにはお弟子さんの養成まで幅広い活動と貢献をされています。

　すだれにご興味のある方は、クリックしてまずはホームページを訪問してみて下さい。すだれのことをお知りになりたければ、田中さんに聞くのが一番です。袋物職人もたいへんお世話になっております。

資源大国日本

　海藻からエタノール、というタイトルのブログを以前投稿しましたが、きょうの朝日のネットニュースに出ていた記事はさらに具体的です。

　なんと、日本のガソリン消費量の3分の１をまかなえる量のバイオエタノールを海藻から生産できるそうです。

　さらに、肝心な点は、海藻がホンダワラです。昆布やわかめは食用で貴重ですからバイオエタノールには向きませんが、そのかわりにホンダワラが一躍脚光を浴びることになりました。

　海水浴に行くと、よく砂浜に打ち上げられていた海藻はホンダワラと聞いたことがあります。（違っていたかもしれませんが）食用にも向かず、浜辺にあっても誰も見向きもしてくれなかったものが、一躍日本を資源大国に押し上げる立役者になりそうです。

　原油が1バレル100ドルを越した現在、希望を語れるすばらしい技術者が大勢いらっしゃるので、日本の将来は安泰です。

名言です

　地元の鳥越神社にお参りした際、お賽銭箱脇に置かれた今月の言葉がありました。なるほど、これは納得と思いましたので、ご紹介いたしました。

　言葉のように、希望を語らないといけません。文豪の長年の経験に基づいた、たいへん重みのある名言です。

　これも、鳥越神社にお参りしたご利益でしょう。また来月も新しい名言があればご紹介していきます。少したまると、ブログ名言集になります。この構想もいいかも知れません。

３２ＧＢとは驚きです

　アップルのiPod touchのニューモデルはメモリー容量が３２ＧＢだそうです。お値段は５９，８００円と高価ですが、これだけの高性能なら妥当な価格かも知れません。

　一番最初に買ったノートパソコン（ウィンドウズ９８がＯＳでした）は、ＮＥＣのラヴィ４００MHzでしたが、そのときのハードディスクは６ＧＢでした。それでも当時は大容量ハードディスクとして売られていました。

　それが今では、iPod touchの小さな本体に３２ＧＢのメモリーです。驚異としかいいようがありません。おおよそ１０年の間の変化ですが、これほど大変貌を遂げる分野は今までの歴史上経験のないものではないでしょうか。

　加えて、無線ＬＡＮに接続できる優れものです。まだ、電話機能がついたものは日本では販売されていませんが、それも装備されたものが売り出されると、携帯電話各社には脅威になると思います。

　iモードでネットに接続した当時は感激でしたが、今では無線ＬＡＮでネットに接続できる電話もついてる小型携帯端末のほうが魅力的です。

将来は飛行機もバイオ燃料

　原油も高騰している上、大量の二酸化炭素を排出する飛行機は将来どうなるのかと思っていたのですが、今日のイギリスＢＢＣニュースの電子版を見て納得しました。

　バージンアトランティック航空が、乗客を乗せずに、ロンドンからアムステルダムまで試験飛行を行うようです。

　４つのエンジンのうちの１つをバイオ燃料で動かし、残りの３つは従来の航空燃料を使って飛行するようです。高度によりバイオ燃料は凍結しやすいといわれているので、不測の事態に備えてのようです。

　一方で、バイオ燃料は穀物の価格を高騰させた上、穀物を作付けするために森林を伐採したりするので、反対意見もあるようです。そのためか、使用する燃料の原料は明かされていないようです。

　現在は、とうもろこしやとうきびなどから主にバイオ燃料を生産していますが、このあいだの水産庁の海藻を使う構想などから考えると、まだまだこれから生産方法は未知のものもありそうです。

春一番が吹きました

　昨年より９日遅れだそうですが、関東に春一番が猛烈に吹きました。昼間は都内でも１７度まで上昇したようです。通例では、春一番のあとは、寒の戻りがあるといわれていますが、事実夜になりだいぶ冷え込んできました。通説は正解のようです。

　春の訪れと共に、インターネットの世界も新しい段階に入っていくようです。種子島宇宙センターからは、超高速インターネット衛星「きずな」を乗せた、Ｈ２Ａロケットが打ち上げられ、遠隔地向けの医療や教育、災害時の通信に活用するための第一段階に入るようです。

　Ｈ２Ａロケットも最近は技術革新が進み、成功が当たり前になりました。これもすばらしいことだと思います。

　さらには、３月末から始まるＮＴＴの次世代ネットワーク（ＮＧＮ）で、２００円の追加料金で速度保証が行われるようです。現在、光ファイバーに加入しているところは、その追加料を払うことで、ハイビジョン映像を見るための通信速度が保証されるようです。

　当然、モニターの性能や、パソコンの性能も高めないといけなくなりますが、また一歩進んだネットワーク社会に入っていくのは間違いなさそうです。

高性能マスク

　ここのところ言われている、鳥インフルエンザが変異して、人から人へと感染するようになるとパンデミック（感染症の世界的大流行）を引き起こすというのは怖い話です。

　想定では、日本でも３，２００万人が感染して、６４万人の死者が予想されています。（当たらない予想であって欲しいですが）

　この数字が本当だとすると、ほぼ間違いなく日本経済は大打撃を受けます。なぜかといえば、流行すると人が外に出歩かなくなるからです。そしてまた、それが最も誰でも出来る予防法だからだそうです。

　だからといって、まったく外にでないというのは、現実的ではありません。なんでも宅配の人に頼むわけにもいきませんし、仕事でどうしても出歩く必要もあるでしょう。

　そんなときに頼りになるのは、やはりマスクでしょう。幸いなことに、最近のものは高性能のものがたくさん出回っています。感染する形態が空気に浮かぶウイルスの飛沫のようですから、もし万一流行が起きるようなことになったら（是非ご勘弁を！）必需品の１つになるでしょう。

　国の防疫体制も完璧であることを祈りますが、高性能マスク、うがい、手洗いで自己防衛をみんなですることが一番大切なことだと思います。

旧製品開発

　「旧製品開発」などという言葉は、まず今までは聞いたことのないものですが、思いついたのでタイトルに掲げました。

　「新製品開発」という言葉は、聞き慣れていて、なおかつ新しいものづくりはたいへん魅力的です。新製品、新製品といえば目新しいですから、興味を惹かれます。

　新しい商品が出来ると、マスメディアに広告を出して大勢の人に知らせることで販売につながり、売り上げを上げることが出来ます。

　ところが、マスメディアに広告を出して、宣伝をするにはたいへんなお金がかかります。当然資本力のあるところの専任事項でした。

　ところが、最近の言わずと知れたインターネットの発達で、その気になれば費用をあまりかけずにお知らせが出来るようになりました。

　「うちは昔からこんな製品を作ってきました」というところが、ひとたびインターネットを通じて人に知れわたると、「えー、いいですねこれ、こんなの見たことがありませんでした」となります。

　すなわち、「旧製品」が「新製品」に変身する瞬間です。こういうことが、これからは方々で起きてくるのではないでしょうか。また、こういう事をパラダイムの転換とかいうのではないでしょうか。

　インターネットのおかげで、「旧製品開発」が現実味を帯びてくる時代となりました。

春の足音

　春が足音をたてるわけがありませんが、こういう比喩的表現はしゃれているものが多く、知的センスを磨くにはもってこいです。

　工房で石油ストーブをつけて仕事中、だいぶ暖かく感じたので寒暖計を見ると２０度を指していました。いつもそこまで上がらないので、いつもの「全国各地の現在の気温」でチェックしてみました。

　２０時現在の東京の気温は、９．６度と出ていたので、なるほどそれで工房内の温度が２０度まで上がったわけです。

　こういう体感で、春の足音と表現するにはだいぶ無理がありますが、春の訪れはもう少しでというのには間違いなさそうです。風が顔に当たったとき、冷っとするのはもうそろそろご勘弁願いたいものです。