浅草鳥越の袋物職人の通信局

明日から新年度

　そして、今日はもうすぐ旧年度となります。明日から４月を迎えるというのに、浅草小島町界隈は、強い冷たい風が吹き、満開の桜から花びらが数多く飛び散り、さながら桜吹雪の状態となっています。

　今週末は、お花見のラストチャンスのようです。前の週末より気温も上がるでしょうし、お天気もよさそうですから、散り際の桜を眺めながらの、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、それとソフトドリンク、お好きなものをどうぞ。

　そういえば、明日からあらゆるものの値上げラッシュが始まります。例外は、ガソリンの値下がりでしょうか。

　ガソリンの値下げは地球温暖化に拍車をかけるとかいうようですが、そんなことはないんではないでしょうか。安くなったからといって、その分、距離を余計に走る人なんかいないと思います。かえって、さらに節約して走り、諸物価の高騰に当てるのではないでしょうか。庶民感覚とはすごく高感度だと思います。

杉並区下井草からのお知らせ

　上の写真は、袋物職人の先代、父親が描いたショウキ様（漢字が出ないのでこちらを引用させていただきます）とその横に並ぶのは母親が四十数年前に行商の人から買ったものを丹精して育てているシンピジュームです。

　二番目の写真は、その昔、袋物職人の母親のふるさとの長野県小県郡和田村の「いなばや」というお店からいただいてきた花だそうです。名前は？というとわかりません。ご存知の方に教えていただけると有り難いです。

　ところで、ショウキ様というと「病魔退散」のシンボルのようです。大昔、唐の玄宗皇帝が熱病にかかったとき、夢に現われて鬼を退治してくれた武人です。夢から皇帝が覚めると病気がすっかり治っていたので感激し、その武人を画家に描かせたのがショウキ様です。

　上の二様の花もまた、丹精しているといつまでも美しい花を咲かせてくれるようです。「着実」なことに勝ることはいつの時代にもないようです。

ＲＳＳ

　ＲＳＳというのがあります。リッチサイトサマリーとかリアリーシンプルシンジケーション（直訳すると真実単純な連合体でしょうか）とかの頭文字のようですが、まるでなんのことかわかりません。

　わからないので、自分なりに本まで買い込んで調べてみました。解釈が単純すぎるかも知れませんが（真実単純な連合体ですから）、要するに「サイト更新お知らせ機能」のようです。（あくまで自分なりの解釈ですし、内容がかなり複雑なのでこれに行き着きました）

　ＲＳＳリーダーというソフトを、パソコンや携帯に取り込んで、お気に入りのサイトをそれに登録しておけば、そのサイトが更新されて、新たな情報が付け加えられたりするとお知らせの表示が出るようです。（パソコンの場合はgooなどで無料ダウンロードできます）

　これから携帯電話が小型コンピューター化したとき、自分の好きなサイトが更新されたときお知らせが入ることはたいへん便利なことではないかと思います。

　例えば、ビジネスでこんな使い方もありそうです。お鮨屋さんがブログなどで、「今日は最高の大間のマグロが入りましたよー」なんてどうでしょうか、それを携帯電話などで見た常連さんが「それじゃ久々に友達でも誘って行こう」となれば、売り上げアップ間違いなしです。メールと違って押し付けがましくないところが良さそうです。

　それにしても、参入障壁のＲＳＳという頭文字は、なんとかならないんでしょうか。このせいで、この機能が広まらないとしたら問題です。

物価急上昇です

　昼によく行く近所の日本そばやさんの壁に、４月から値上げのお知らせの紙が貼ってありました。諸物価高騰のためのやむを得ないそうです。どのぐらいの値上げかはまだわかりませんが、えっ！と思うくらいの値上げはご勘弁いただきたいものです。

　ところで、日本国内はまだ余裕がありそうですが、諸外国に目を向けると事情はさらに深刻のようです。（日本の食糧自給率３９％も不安な要因です）

　アジアでは、ほんの何ヶ月かで、お米の値段が５０％も上昇しているとかいわれています。一番必要な人が、一番被害を受けているそうです。これから、さらに在庫が減少していく季節のため、さらに価格が上昇してしまうようです。世界的に早急な対策が望まれます。

　原油価格高騰、金価格高騰とともに食料も様々な要因から急上昇しています。「花よりだんご」は昔からよく知られています。原油も金も、目の前に山ほどあっても食べられません。

週末は絶好のお花見日和

　朝採りのいちごならぬ、朝撮りの桜です。これは、当店で勝手に基準木にしている台東区立デザイナーズビレッジのものですが、もうほぼ満開の状態です。

　東京地方の天気予報では、２９日土曜日が穏やかな晴天のようで、週末はお花見には絶好のチャンスのようです。これを逃せば、あとのお天気次第では、桜吹雪となりかねず残念な思いをしてしまいそうです。

　あしたは、桜の花の金曜日、夜のお花見現場では高額納税者が続出しそうです。

かゆみも和らぎ始めました

　目のかゆみの症状がピークに達して、ついに目薬を購入してから１０日ほどですが、だいぶ花粉症からと思われるその症状も和らぎ始めました。

　症状の出方も人それぞれでしょうが、袋物職人の場合はおおよそ桜の開花に合わせて軽快していくようです。

　先ほど、当店の基準木の台東区立デザイナーズビレッジの桜を観察しましたが、ほぼ９分咲きというところでしょうか。明日あたり、満開状態をお伝え出来そうです。

　今日のブログは、カルテに書き込む症状のようでした。記録を付けておかないと、あれ、去年はどうだったかなとたいてい忘れてしまいますが、その点、ブログに付けておけば忘れないですみます。これまたブログの効用です。

職人さんの写真展

　５月の連休に浅草公会堂で、袋物職人も含めて、伝統工芸の職人さんたちの写真展が開催されます。（詳しい日程がわかり次第またお知らせします。）

　その関係で、今日の午前中、写真家の方と、コピーライターの方に来ていただき、作業風景写真と、それに必要なコピー（文章）の準備、段取りをしていただきました。

　これまでも、何度か足を運んでいただき、たいへんお世話になっています。特に今日は、近くの台東区立デザイナーズビレッジ（旧小島小学校、我が母校）の中でも写真撮影をしていただきました。

　建物（旧校舎）の廊下の水飲み場の上の壁に、袋物職人の同級生がみんなで製作した卒業記念のモザイクの労作が現存しているので、その前でも撮影していただきました。

　このように、大勢の職人さんの写真やコピー文が一堂に会する浅草公会堂での写真展、間違いなく好評を博すると思います。今からたいへん楽しみです。

　

一転して冷え込みました

　午前中から小雨まじりの冷え込みで、今年もまた、暑さ寒さの寒さのほうが彼岸過ぎまでとなりました。

　この時期の日ごとの急な気温の変化には、注意が必要のようです。ただ、雨が降ると花粉症の目のかゆさがだいぶおさまるのでいいこともあります。

　自然の変化に上手に適応していくときに、いろいろと知恵がわいてくるのかと思います。

　この寒さでもう終わりと思えば、逆に名残惜しい寒さととらえることも出来そうです。はや、３月も終盤戦で、もうすぐ新年度です。暖かくなり景気も活発になるでしょう。

新入学に桜はつきものでしたが

　浅草小島町界隈は日中、日差しが暑く感じられるほどに気温が上昇していました。そのせいもあってか、近所の桜で半分ほど開花しているのを見ました。今年は、咲くペースが特に早いような気がします。

　今日、お隣の町会の役員さんにいつも配っていただいている「広報　たいとう」（台東区が発行しているタブロイド版の新聞です）に、浅草今戸にある桜橋の花まつりのお知らせが載っていました。

　その会期は４月の５日（土）、６日（日）の２日間です。普通、翌日の７日は新入学の日で、以前は桜の花がつきものでした。新１年生が、真新しいランドセルを背負って歩いている背景に桜の花があるイラストをよく見た記憶があります。

　昔で言えば、花まつりの会期はまさしく絶好の会期選定だったに違いありません。ですが、最近は様子が変わってきているようです。

　今後、年を追うごとに年中行事のイメージが変化していくのは避けられないような気がします。地球の温暖化を防ぎましょう！！

私的桜開花宣言

　一番上は、浅草今戸のお寺にお彼岸のお墓参りに行く途中に撮影した隅田公園の桜です。遠写しでわかりにくいかも知れませんが開花しています。

　真ん中は、リバーサイドスポーツセンター近くの散り際のハクモクレンです。桜と選手交代のようです。

　一番下は、その帰り道に撮影した当ブログ基準木の、台東区立デザイナーズビレッジ（旧小島小学校、我が母校です）正門脇の桜です。正確に、午前１１時３４分撮影時点、上のほうが開花しはじめています。

　今日は、これから気温が上昇するので、間違いなく本日開花日となります。袋物職人の開花予想が当たりました。　予想と予測も合わせてご参照下さい。