浅草鳥越の袋物職人の通信局

景気は後退局面で一致

　日経ネットのニュースに、１０人の民間エコノミストが一致して景気は後退局面に入ったと述べている旨の報道がされていました。ずいぶんとのんびりしている人たちです。

　それにもまして、政府の見解は踊り場とのことですが、巷の感覚とこれだけかけ離れているのもめずらしいことです。

　６月の新設住宅着工が前年比１６．７％減で、１２か月連続の減少との報道もでていました。一時、不動産もミニバブルの状態のようでしたが、ここへきて下落傾向が先鋭化しつつあります。

　心なしか、当店工房前を走り去る自動車の数がめっきり減ったような気がしました。今までは、何分かおきに通っていたのですが、まるでお休みの日のように少なくなりました。

　ガソリン価格の高騰でなるべく車を控える節約ブームになっていることはわかりますが、なんとなくさびしい感じです。

　ところで、今まで景気が悪いのにいいと言っていた人たちが、悪いと言い出したので、これからは逆に景気が良くなるのではないでしょうか。賑わいの町に早く戻さないといけません。

取材していただきました

　今日の午前中は、ネットウェイという首都高速道路（株）で出している広報誌の取材がありました。約２か月先の１０月号に載せていただけるようで、どんな感じで載るのか今から楽しみです。

　さて、７月のカレンダーもあと１日でご用済みです。あとはメモ用紙に利用されてゴミ箱行きとなります。そういえば昼間、蔵前橋を渡りほどなく行ったところの震災祈念堂でせみが賑やかに鳴いていました。いよいよ夏本番の８月を迎えます。

　それと、当工房近くの小島公園では今日から３日間、５町連合の盆踊りが始まりました。賑やかに夏真っ盛りを感じさせてくれます。下町風情まだまだ健在です。

些細なイノベーション

　とうもろこしのおいしい季節です。まるごと、ゆでて良し、焼いてよし、とくに最近のスイートコーンはたいへん甘くて何度も食べたくなります。

　ところで、ついこの間些細なイノベーションを実施いたしました。それは、とうもろこしをゆでる前に、包丁で３つに切ることです。生では、多少切るのに力がいりますが、これだと小さめの雪平型の片手なべで５分ほどでゆで上がります。

　これで、お塩をぱらぱらと振りかけて熱いうちにぱくつくとこれがまた格別の味です。

　なーんだそんなこと、３つに切るのがイノベーションとはと、ご批判はご最もですが、まるごとゆでてから３つに切るのが固定観念になっていると、なかなかこの答えに到達出来ないものです。

　かの有名なコロンブスは、ゆでたまごの底をつぶしてたまごを立てました。意外にこうした些細なイノベーションの種は周りにごろごろあるのかも知れません。（ちなみにイノベーションは技術革新のことですが、ここではやや広義に用いています。ご容赦を。）

電子辞書も進化しています

　シャープから新発売の電子辞書「ブレーン」はすぐれもののようです。

　少し前、モノクロからカラーの液晶になった時も進んだ印象を持ちましたが、今度のは新しいコンテンツ（新しい内容）をPCにダウンロードして、本体またはSDカードに取り込めることです。

　これはiPodなどと同じように、インターネットをうまく利用して、新たなコンテンツを追加できるようにしていることです。

　また、さらには以前から展開している書籍のタイトルも徐々に数を増やして、それもこの電子辞書で読めるようにして行くようです。

　最近の、機器＋インターネット＝イノベーション　がいろいろなところで見受けられるようになりました。これからも、機器、インターネットともども進化していきますから、その結果のイノベーションも衝撃度を増していくでしょう。

発想のもとになります

　TIMEのサイトのマルチメディアの写真集に、アーバンファーミング（都市農場とでもいえばいいでしょうか）という項目がありました。

　都市の中に農場を作り供給するもので、例えばビルの屋上とか、街中の一角などにそれをつくるのですが、その写真集の中の極めつけはヴァーチカルファームス（垂直農場）です。

　それはまさに、高層建築物がすべて農場になるわけです。中には、ピラミッドの中が農場なんてものもあります。まだ構想段階のようですが、都市の中に巨大な農場をつくり、その都市に供給すると輸送コストがだいぶ削減されるようです。

　ただ、現実的には既存の農業に携わる人たちに影響があるので、日本ではあまり考えられないでしょうが、発想を刺激することに関してはだいぶメリットがあります。

　町なかに超高層の農場の出現はなかなか思い浮かびません。アイデアに行き詰まったときはインターネットに限ります。

隅田川花火大会

　今日は、平成２０年度の隅田川花火大会です。工房でブログを投稿中ですが、外は花火の音と上空を舞う数機の取材へりの音でにぎやかです。

　天気も雨が心配される予報でしたが、少し曇ってきたとはいえなんとか持ちそうな気配です。ここのところ大気があまり安定していないようで、突然の雷雨などが気がかりです。

　それにしても、ここのところの暑さは蒸し風呂状態です。気温が年々すこしずつ上がってきているような気がします。

　夏バテにならないように、こまめに水分補給とスタミナのつく食事が大切です。本格的な暑さはまだこれからなので、暑さに対する戦略を立てることが大事です。

ごみで発電

　台東区の清掃事務所から「サーマルリサイクル」のお知らせが最近入りました。都内２３区のすべてで本年度中に行われる「サーマルリサイクル」、台東区では１０月１日からの実施となるようです。

　「サーマルリサイクル」は、従来、「燃やさないごみ」として分けていた、プラスティック、ビニール、ゴム製品、革製品などを「燃やすごみ」として扱い、清掃工場で焼却し、発生する熱を電気などのエネルギーに換えて再利用することです。

　要は、ペットボトル、プラスティックの容器、発泡スチロールや革製品などが燃料となり、発電されることになります。

　最近、レジ袋を有料化して、袋の無駄を省き、ごみの減量がさけばれていますが、考えようではレジ袋が捨てられ発電に利用されるのであればたくさんあったほうがよさそうにも思えてきます。

　焼却炉の耐熱性が上がったことで、従来の「燃やさないごみ」が燃やせるようになったようです。これは、まさしく技術革新の賜物でしょう。ごみで発電とは、驚きです。

北極の氷は大丈夫でしょうか

　朝、９時４２分発で会津田島をあとにして、午後１時半ころに東武の浅草駅に無事到着しました。

　田島も暑かったですが、着いた浅草も暑い、暑いです。東武浅草駅からしばらく歩くと、工房近くの、新御徒町駅前まで行く「東西めぐりん」の停留所があります。それに乗ろうと、歩き始めましたが、折からの暑さと荷物の重さですぐに汗がふきだしてきました。ほんと、熱中症には要注意のこのごろです。

　ところで、この暑さで北極の氷は融けないでしょうか？昔なら、杞憂としてばかにされたでしょうが、時代は移り変わって正真正銘の心配事になってしまいました。

　そうなると、北極の氷の上で生活する白クマの居場所がなくなるんだそうです。それはかわいそうと、学者さんたちが白クマを南極に移住させてはどうかと提言しているそうです。

　放っておいては絶滅してしまうでしょうから究極の対策が必要でしょう。でも、北極で食べていたものと同じものは南極にはないので、そのへんはどうするんでしょうか。急な環境の変化にも耐えられるんでしょうか。

　こんな、前代未聞の心配事が出てくるほど、ことは深刻さを増しています。

雨上がりに

大雨のあと、早速大屋台の上で子供歌舞伎が始まりました。三月から稽古を積んで、なかなか堂にいってます。

今日は大雨

午後３時過ぎから投稿中の４時過ぎでも、田島は激しい雷雨に見舞われています。バケツの水をひっくり返した雨とはこのことです。幸い道路の排水が大変いいので安心です。浅草小島町界隈なら冠水してます。