浅草鳥越の袋物職人の通信局

意外な展開か正しい展開か

　アメリカの金融危機の救済策であるはずの金融安定化法案が２２８対２０５で否決されました。歴史をはいつもこういうものなのかも知れません。

　高度な数学に裏打ちされた金融工学なるものから編み出された数々の金融商品が裏目に出て、最悪の結果になったことに対する大勢の人の不満がこの票差にあらわれたようです。

　それにしても、昨日までは大方の人が法案通過を考えていたでしょうが、ちょっと驚きの結果になりました。

　間近にせまった大統領選と合わせて議員の選挙も控えているので、その影響は多分にあるようです。そんな折りに今回の金融危機です。歴史には間の悪さ、意地の悪さもあるようです。

　今後の展開は、相当悪そうです。

不安の現れでしょうか

　難航を続けていたアメリカの金融安定化法案がようやく議会の承認を得て実施に移されそうです。

　当初の７、０００億ドル案のすべてを一度に投入するのではなく、半分から始めるようです。そして、金融危機に対する戦いはこれからが始まりだそうです。

　ところで、法案通過が確実視されたあとの週明けの東京株式市場は、安心感から当然上昇するのではと思っていましたが、そこは素人の袋物職人の考えでした。

　今日の東京市場の日経平均は１４９．５５円安の１１，７４３．６１円と１２，０００円を割り込んだまま終了しました。（こんなことを言うと日経の解説員のようですが、株はほとんどわかりません）

　いろいろな要因があるんでしょうが、やはりこれは不安な心理状態が払拭されたわけではないことが市場の指数に現れてくるのではないかと思います。

　人を楽しくさせるなにかいいことが起きないんでしょうか。

英語サイト閲覧の必需品

　以前見つけてご紹介したPOP辞書で武装すれば、最近一部を除いて無料で読めるようになったウォーストリートジャーナル閲覧の時の強い味方になります。

　このサイトのURLを入れる欄にサイトのアドレスを入れて、お気に入りに保存のチェックを入れた後、翻訳タブをクリックしたあとにお気に入りの更新をクリックすればお気に入り欄に登録出来ます。

　英文は読めば読むほど理解力も深まりさらによく読めるようになる上昇のスパイラルになります。

　さらに言えば、英文を読むときはカンマ（，）やダッシュ（―）の機能を知ることでいっそうよく分かるようになります。

　こんな便利極まりないツールがあるのに生かさない手は絶対ありません。小型のPCを次世代無線通信で利用すれば、いつでもどこでも、ウォールストリートジャーナルが読める時代が来ることなんて少し前まで想像もつきませんでした。本当に、Thank Heaven!　ありがたや！です。

　

初春「江戸職人技くらべ」

　今日は、来年で開催２５回を迎える恒例の新潟三越　初春　「江戸職人技くらべ」の説明会が行われました。この催しも、新潟のお客様のご愛顧をうけて、四半世紀を経ることとなりました。誠に有り難いばかりです。

　さてその会期ですが、平成２１年１月１７日（土）～１月２２日（木）の６日間、午前１０時から午後７時まで（ただし最終日は午後４時閉場）新潟三越７階特設会場にて開催されます。

　最近、めっきりと日が暮れるのが早くなりました。もう3ヶ月もするとお正月です。もたもたしていられません

難航しています

　ブッシュ大統領の呼びかけにもかかわらず金融安定化法案の議会通過への話し合いは大変難航しているようです。

　歴史的な出来事として、きのうからニュースを見ていますが、こういうときにはインターネットの機能は強力です。

　当たり前のことでしょうが、日本のメディアとアメリカのメディアの出来事に対する取り上げ方が全然違います。

　日本のネットニュースでは、ほぼ概略を伝えているにとどまりますが、アメリカのそれは事細かに報道されています。直接取材ができる強みで当然といえば当然ですが、歴史的出来事のノンフィクションを目の当たりにすることが出来ます。

　今日、書店で前からタイトルを見て気になっていた本をつい買ってしまいました。「なぜ、アメリカ経済は崩壊に向かうのか　信用バブルという怪物」というタイトルで、チャールズ・Ｒ・モリスという人が書いた本です。

　ネットのおかげで、興味が広がっていきますが、これからアメリカ経済に限らず世界経済も深刻な状況になりそうです。高度な数学的手法に裏打ちされた金融工学が、逆に回転して人間に被害を及ぼすようになってはなんにもなりません。是非とも、最小限の被害でくい止めてもらいたいものです。

歴史的な出来事です

　アメリカ合衆国の金融危機はただならぬ状況であることが明白です。

　ブッシュ大統領が、次期大統領候補の２人、オバマ氏とマケイン氏をホワイトハウスに呼んで話し合いを持つようです。

　もちろん、それはアメリカ合衆国が直面している史上まれにみる金融危機に対してのことについての話し合いですが、両大統領候補を交えてのものはこちらもまた史上まれにみることではないでしょうか。

　FRB（フェデラルリザーブボード　米連邦準備制度理事会）前議長の、アラン・グリーンスパン氏が言うように、１００年に１度の危機が現実となりそうです。

　マケイン氏などは、選挙活動を一時棚上げして駆けつけるようで、まさに挙国一致でこのたぐいまれな出来事に対峙するようです。

　総額７０００億ドル、日本円で約７４兆（これでも足りるか未知数のようですが）のポールソン財務長官の救済策案がすんなり議会を通るかはまだわからないようですが、とりざたされているような初回１，５００億ドルをまず注入する戦力の逐次投入を行うか、行わないか、それがいいか悪いかは時とともに判明します。それにしても、大変な出来事です。

浅草奥山風景

先ほど携帯から投稿した平成中村座のすぐ近くに、１０月１日から１１月２５日まで開催される浅草奥山風景の会場も建築中です。

台東区伝統工芸振興会でも会場の小間の一部を借りて、期間中総勢２０名の職人さんの実演販売が行われます。

当店も、１０月１日から６日までの、江戸すだれの田中さんと桐タンスの片山さんに引き続いて、７日から１２日まで銀器の広瀬さんともども出展いたします。

また、場所など詳しいことが分かりましたらお伝えいたします。歌舞伎と奥山風景で１０月から浅草が賑わいます。

平成中村座

浅草寺本堂裏手に建築中の歌舞伎平成中村座です。１０月２日から１１月２５日まで、浅草大観光祭の一環として行われます。

グーグルのブラウザーで投稿してみました

今日は、グーグルのブラウザーを使って投稿しています。ブログの記事内容を投稿する画面のフォントが通常だとやたらと小さく表示されてしまうので、画面を拡大して利用しています。このあたりはまだこれから改良されるのかと思われます。

グーグルのブラウザーはまだベータ版のようで、これから様々な機能を増やしてもらえそうですから楽しみです。グーグルさんに届くかどうかわかりませんが、ちょっと注文です。

まず、単語にカーソルをあてがうとポップアップで意味が出るのを、英語のサイトに限らず日本語のサイトでもあると便利です。現状では、まだポップアップの辞書は装備されていませんが、付けるときには是非とも日本語もお願いしたいです。

それと、慣れれば問題ないのでしょうが、ブックマークバーが横に付くと使いやすいような気がします。インターネットエクスプローラーでは画面を寄せたりするときに利用しているので、個人的にはそちらの方がいいです。

表示速度もきびきびして、文字の拡大も縦に広がり文字も太く読みやすくなり快適にブラウジングが出来ます。これで自動的にウイルスも撃退してくれたら鬼に金棒です。「ブラウザグーグル、OSそのまま」・・・・・だんだんこちらに傾いてきました。

ブラウザーひと味違います

　マイクロソフトのインターネットエクスプローラー、アップルのサファリ、ファイアーフォックスのモジラ、そしてグーグルのクロームと、ブラウザーをいろいろ試してますが、ちょっと面白いことに気が付きました。

　ページを読むときには、全部のブラウザーで文字を拡大、縮小することが出来ます。一般的には、Ctrlキーを押しながら、＋、－キーを押して調節します。

　ところで、インターネットエクスプローラーとモジラでは、拡大していくと右斜めに広がっていく感じなので脇に表示してあるものが、次第に隠れていきます。

　ところが、サファリとクロームでは拡大が縦に広がっていく感じなので、脇の表示が隠れることなく文字を拡大して、さらには太字で見やすく読むことができます。

　ここら辺は、ちょっとしたことですが、随分と心配りが感じられます。ひと味の違いの積み重ねが使い良さの秘訣のようです。