浅草鳥越の袋物職人の通信局

どちらでも良いようです

　「日本」の読み方は、「にっぽん」「にほん」のどちらでも良いようです。

　戦前や戦後の佐藤内閣の時に、「にっぽん」に統一しようとの考えもあったようですが、実現しなかったようです。

　袋物職人はひそかに、破裂音を含む「にっぽん」より、穏やかな感じのする「にほん」派です。

　例えば、これらは一般的にどう読まれているのでしょうか。「日本酒」「日本刀」「日本海」「日本茶」「日本大学」・・・・・おそらくは「にほんしゅ」「にほんとう」「にほんかい」「にほんちゃ」「にほんだいがく」と読む方が多いのではないでしょうか。（後で調べたら、「にほんだいがく」が正式名称でした）

　オリンピックの時などの国名としてはＮＩＰＰＯＮすなわち「にっぽん」で統一しても良いかも知れませんが、すべてこちらの読みに変えるのもなんだかへんてこな気がします。

　どちらでも良いというこの日本人特有のおおらかさが、日本を発展させてきた原動力のような気がします。

浅草寺ついにこうなりました

　浅草寺の本堂の工事がここまで進展していました。三社祭の前にはこんな様子で、どんな方式で屋根瓦の葺き替えが行われるのかと思っていましたが、おおよそのことがこれでわかりそうです。

　その昔は、もちろんこんな鉄骨の足場などなかったでしょうから、かえって当時の屋根瓦の葺き方はどのようにしたのかにも興味がわいてきます。

　工事もあと２年弱かかるようですが、綺麗にお化粧直しがされたあとの浅草寺本堂が覆いを外されると同時にその姿を現すのが今からたいへん楽しみです。

梅雨も本格化しそうです

　沖縄が梅雨明けすると、梅雨前線が北上するので梅雨が本格化するようです。

　東京地方のこの先１週間の天気予報を見ても、雨がちのお天気が続くようで、梅雨本番がこれから始まりそうです。そして７月になると、例年必要以上の雨が降るので水害には特に注意が必要です。

　時として、台風並みの威力の大雨もあるのですが、台風ほどに緊迫感が少ないこともあり、意外と突然の災害を招いたりすることがあるので注意を怠らないことが肝心だと思います。

　梅雨来たりなば、夏遠からじで、梅雨が去った後はギラギラ太陽の照りつける特別暑い夏がやってきそうです。

　６月のうちに３５℃とかの猛暑日がでては、この夏は先が思いやられます。ですが、日本のこのような四季折々に様々な現象が伴うのは、知恵を生み出す原点でもありそうです。

ウインドウズ７に変えてみます

　発売日はまだ定かではありませんが、ウインドウズ７がそろそろ登場するようです。

　現在、愛用中のＮＥＣのノートパソコンには、不人気のウインドウズビスタが入っています。

　聞くところでは、ビスタは立ち上げからメモリーをだいぶ食うので、１ＧＢくらいのメモリーでは足りないと言われていました。

　そう聞いたので、購入時に奮発して１．５ＧＢのメモリーにしたのですが、それでも動きがスローモーです。

　メモリーの最大容量が４ＧＢなので、２万数千円の出費で最大のメモリーにしようかと思っていましたが、そうせずにウインドウズ７の出を待って換装することに決めました。

　前評判では、ウインドウズ７は動きが軽いようなので、メモリーもそのままで、最新のＯＳに取り替ります。ビスタからのアップグレード版は、通常版より安いのも魅力です。

　新しいパソコンを買わずに、手持ちのノートパソコンが最新型に変わるのはさらに魅力的です。

薩長土肥

　

薩長土肥は幕末に明治維新を推進した４藩（薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩）で有名です。

　薩摩藩は、ご存じ現在の鹿児島県、長州藩は山口県、土佐藩は高知県、肥前藩は佐賀県にほぼあたるようです。

　ところで、このところの政治の動きで、地方分権の推進をうったえる、各地首長の連合はこの幕末の薩長土肥連合を彷彿とさせます。

　周辺が中心を破壊するとはよく聞きますが、この流れは新しい時代の幕開けとなりそうな気配がただよいます。

　今後、政治の枠組みがどのようなものになっていくのか、しばらくの間は目が離せません。

はや最終日となります

　都庁観光情報センターでの実演もあすで最終日となります。５日間という長さは、ほんのひと時に感じられるのは年のせいもありそうです。

　ところで、都庁の仕事が終わってしばらくすれば６月も終わり、今年の後半戦の７月に入ります。世間は、都議選や衆議院選を控えてこれからなんとなくせわしなくなりそうです。

　さて、ここで耳寄り情報をひとつお知らせします。都庁の仕事の時は、いつも３２階の職員食堂で昼食をとります。

　そして、この食堂は都庁の職員さんだけでなく一般の人も利用できます。オープンは午前１１時２０分から午後２時までで、日替わりのおすすめ定食が５８０円と６６０円の２種類の価格設定です。ボリュームもまあまあ満足です。

　おひまの時に、都庁展望台からの眺めを堪能した後、３２階レストランでお食事すれば、結構安上がりの東京観光が出来ます。

２８℃では少々暑いのですが

　都庁の観光情報センターでの実演は、今日で中日（なかびです、ちゅうにちではありません）の３日目を終わり、あと残すところ２日間となりました。ここでは、午後４時までの実演なので、いっそう日の経つのが早く感じられます。

　ところで、都庁の建物の中は、現在２８℃の温度設定となっています。どういう基準でこの温度なのかは知りませんが、大汗かきの袋物職人にとっては少々厳しい温度です。

　湿度の調節で、いわゆる不快指数は軽減されるのでしょうが、外の気温でも２８℃では暑い気温のはずです。

　２５℃では冷やしすぎでしょうから、個人的には２６℃～２７℃くらいであってほしいのですが、無理でしょうか。

　ついでですが、あのネクタイをはずしただけのクールビズとか、あれいかさないですね。

今日から都庁観光情報センター

　今日から２６日（金）まで、都庁の第一本庁舎にある観光情報センターで桐たんすの片山さんとともに実演と販売です。

　営業時間は、午前１０時３０分から午後４時までとちょっと短めですが、工房でやり残した仕事を運びこんでここでも出来ますし、それがそのまま実演にもなります。

　ミシンかけなどのこちらでは出来ない仕事は、また持ち帰って工房で行い、そして明日また都庁へ持って行きその先の工程へ移れます。

　これは、通い仕事ならではの離れ業？です。さて、明日も楽しい仕事が待っています。

アナログ終了を味わいます

　現在、家で見ているテレビはアナログと右肩に表示される代物ですが、まだまだきれいに良くうつります。アナログ画像の方が、人間の目で見た自然の像に近く、デジタル画像は輪郭や明るさをどぎつくして、きれいだとみせているだけのような気がします。

　画面の大きさも２０インチくらいのものですが、ニュース番組を中心に世の中の出来事がわかればそれでいいので十分満足しています。

　どんどん大きく安くなる薄型大画面のデジタルテレビは、ほとんど欲しいと思わないので、現在のアナログテレビで放送終了のカウントダウンを味わいます。

　そして、終了の瞬間はどんなふうになるんでしょうか。ザーッとしましまがでて終わりでしょうか？それとも、「もうこれではテレビ放送は見られません」とでもテロップがでるんでしょうか？たいへん楽しみです。

　デジタルテレビを買うのはそれからよーく考えてからにします。

都庁観光情報センター実演

　２２日の月曜日から、桐たんすの片山さんと一緒に都庁観光情報センターでの実演と販売を行います。

　

「台東区の伝統工芸」ブログでもご案内のように、４週目の締めのコンビとなります。

　最近は、以前よりも多くの外国の観光客が都庁のこの観光情報センターに立ち寄って、東京の観光情報を求めにくるようです。

　また、この頃近所を歩いていても、外国の人を多く見かけるようになりました。子供のころ、街で外国の人を見かけると、「おっ、外人だ！」となかば驚きまじりで眺めていたものでしたが、今では大違いです。

　月曜日からは、世界のどの観光地にも勝るとも劣らない観光地日本の一翼の東京の片隅で、日本にいらした外国の人に実演を披露するという崇高な目的で頑張りたいと思います。