浅草鳥越の袋物職人の通信局

アイデアに関して一考察

その昔、テレビ漫画「オバケのQ太郎」のお話で今でも覚えている面白いのがあります。あるとき、オバQと正ちゃんが近所のお医者さんと肉屋さんの宣伝のアルバイトをすることになりました。お互いが宣伝のプラカードを持ち、街中を宣伝文を言いながら歩くのです。

片方が「たけのこ医院で病気を治そう」、もう片方が「うまい屋の肉はうまくてひっくりかえるよ」だったかと思います。それを連呼して街中を歩き回るのです。

そうしているうちに、あるところでオバQと正ちゃんがすれ違います。そうしたらいつの間にか宣伝文句が融合してしまい「たけのこ医院はひっくりかえるよ」と「うまい屋の肉で病気になろう」になってしまいます。それを連呼し始めたからたまらない、当然、たけのこ医院の先生とうまい屋のおじさんが青筋を立てて怒る結果になってしまいます。

このお話、たいへん面白かったので今でもしっかり覚えていますが、さてどこに興味をひかれたのかをもう一度考えてみました。

それは、きっと言葉の掛け合わせの妙というところでしょうか。この言葉の掛け合わせでは悪い方向に行ってしまってますが、それをまた巧みに使って面白さを出す素晴らしい技のような気がします。

よく、アイデアは既存のものの組み合わせで生まれると言われていますが、こうした笑いを誘うユニークな組み合わせも素晴らしいものではないでしょうか。

様々なものやアイデアを組み合わせることにより素晴らしいイノベーションにつながると言われていますが、それはきっと平たく例えれば、多くの具材を入れた寄せ鍋のスープの味が絶妙になるのと同じような気がします。

会社四季報のためになる使い方

「夢の街創造委員会」と聞いて「あっ、知ってるよそれ」と答えられた方はこのブログを読む必要のない企業通の方と察せられますが、もしそうでなければ少々お付き合いのほどをお願い致します。

「会社四季報」というのをご存知でしょうか？株式投資をされている方なら当然のごとくご存知の投資の指針となる企業情報を集めた分厚い本です。評論家の長谷川慶太郎さんも会社四季報を擦り切れるまで読みこなすことを推奨しているのを以前本で読んだことがあります。

それも今では有難いことに、他の情報誌と同じように「会社四季報オンライン」としてネット上で利用出来るようになっています。（すべての機能を使うには有料ですが）

さて、個人的には株式投資などは一度もしたことはありませんが、この会社四季報オンラインを使って企業通、はたまた、アイデアひらめきの達人になる方法をご披露いたします。

まず、会社四季報オンラインのトップページを見て、興味を覚えた企業名を調べてみます。また、右上の注目市場テーマも検索する上で優れものですが、今回は「値動き注目銘柄」とやらから冒頭に挙げた企業を選択しました。それが「夢の街創造委員会」です。

はてさて、この会社はどういう会社で何をしているのでしょうか？そこで活躍するのが当然のことながら検索エンジンです。文字を検索窓にコピベしてエンターキーをチョンチョンして調べたところ、この会社「出前館」という食品を宅配出来る企業をまとめたサイトを運営していることがわかりました。

「よーし、これで１つまた物知りになったぞ」で終わらせるのではなく、この当ブログの考えには１つ前提があります。それは、数あるそれぞれの企業は知恵のかたまりとして存在していると考えることです。その企業がどんな理念で、どういう目的で、どんな背景やどんなニーズに基づいて、何をしようとしているのかを探求することで知恵のかたまりの中身を大まかに知ることが出来ます。

そうして、次々と他の知恵のかたまりも探求していきます。そうすれば、株式投資に関わりなく企業通になるのはもちろんのこと、それぞれの知恵のかたまりから得られた知識、情報をつなぎ合わせて、なにか新しいひらめきやアイデアにつながっていけたら素晴らしいと思います。

インターネットの恩恵です。お時間もお金もかかりません。ちょっと試してみてはいかがでしょうか？

これからの主役はモバイルデバイス、さてどう使いこなせば？

Early days of mobile revolution flpbd.it/eOlY7　主役はモバイルデバイス。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 9月 11, 2012

今後のスマートフォンやタブレットの進化に興味ありなのでネットで調べていたら、CNNの上掲の記事を発見しました。そして、よく見たらモバイルに関するCNNの特集のようです。なかなかいい特集記事を発見！と思ったのでブログにてご紹介です。Our Mobile Society　これがその特集の元ページでシリーズものになっているようです。

さて、冒頭のツイートにもあるように、これからはスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスがコミュニケーションツールの主役になるのは間違いないようです。「主役はモバイル」なんでしょう。

また、すべての人がスマートフォンやタブレットを携帯し、ネットに接続している社会が到来したとき、素早く分かりやすくやり取りするにはどのようにすればよいか、と考えた場合には、このTechCrunchの記事も的確で参考になりそうです。

そういえば、フェイスブックがインスタグラムを取り込んだのも画像の重要性をよくご存知だからに他なりません。きっとこれからは、モバイルデバイスを使って素敵な画像としゃれた一言でコミュニケーションをはかっていくのが主流になっていくのではないでしょうか。

スマートフォン 胸ポケットで検索してみました

先日、以前のギャラクシーSよりサイズの大きくなったギャラクシーSⅢ用に、胸ポケットから脱落しないことを目的として首提げ式の革ケースを試作したのをお伝えしました。

ギャラクシーSⅢに比べて小さかったギャラクシーSは、サイズ的に胸ポケットに収まるので、むき出しで所持していましたが、それでもうっかりするとするりと滑り出し、何度か地面に落とした経験があります。（それでも、意外と頑丈に出来ていて、ギャラクシーSⅢに乗り換えたあとも、旧ギャラクシーを家庭の無線LANを使ってネットを楽しんでいます。もちろんカメラ機能もそのままなので通話以外でしたら楽しめます。）

ところで、上述のいきさつから、皆さんはどのようにスマートフォンを持っているのか、また、今後サイズの大きなスマートフォンが登場して来た場合にはどのように所持し、持ち運ぶのかがケースを試作した袋物職人として興味が湧いたので、タイトルにある検索キーワードを思いつき調べてみた次第です。（スマートフォン　胸ポケットと持ち方を限定して検索しているのは不十分ですが）

そうしたところ、2つほど気になったサイトを見つけました。それが、こちらとこちらです。やはり、どちらも胸ポケットだと脱落することを懸念しています。特に、後者のシャツのポケットを改造するというアイデアには触発されます。自前で服をリメイクしても面白いかも知れません。

こうして見てくると、インターネット上で何らかの物事を探す場合には、キーワードをひとひねり考える必要があるようです。組み合わせ方のいかんによってはいい物事に出くわせそうです。

新型ギャラクシーSⅢ用に革ケースを試作してみました。

今日お昼に手に入れたギャラクシースマートフォンSⅢXi クロッシーですが、あると思っていたストラップを通す穴がありません。おそらく、ワンセグのアンテナが増えたので付ける場所がないか、そもそもストラップを付けるという発想をやめたのかのどちらかでしょう。

袋物職人はご覧のように胸ポケットに入れているので、やや大型になり、胸ポケットからはみ出し脱落の危険性が増した新型ギャラクシーには、当初首提げのストラップを付けてやろうと考えていたのですがそれが出来ずあてがはずれました。

それではと、ギャラクシーを革ケースに入れて首から提げてみたらと思い立ち、上掲の試作品製作となりました。上部の紐がストッパー役を果たしているので、小さな高性能パソコンとなった現代のスマートフォンを脱落、破損から守ってくれそうです。また、この革は画面の汚れを綺麗にしてくれる別の一面も備えています。

さて、それでは今日から高性能スマートフォンを携えて頑張ります！

アイデアの出し方の基本形ではないでしょうか。

egawa-business.co.jp/super.html テレビで紹介されていたこの商品、「枯れた技術の水平思考」を思わせる素晴らしいアイデアだと思います。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 5月 14, 2012

この商品、お風呂に浮かべておくだけで油や湯垢を取り除くというか食べてくれるすぐれものです。この商品、どうも、アイデアを出す基本形のような気がしてなりません。

まず重要な点は、船舶事故で重油を回収する繊維と同じ素材を使って、家庭の浴槽の重油ならぬ油混じりの湯垢を取り除いてくれるように用途を変更したことに優れた点があると思います。

どうやら、えらくごつい重油の回収作業船をものすごく小さくして、さらに可愛らしい動物のマスコットに変化させたように思えてなりません。そうした水平思考的な発想も素晴らしいのひとことです。

さらに、こうしたアイデアを出すためには重油回収の技術を知っていることが必要です。加えて言えば、重油回収の作業を行なっている人には、ごくごく当たり前の技術であっても、それを他の用途に転用するとなると、また違った視点からものを見る人が必要なようです。

むかし、遠藤周作さんは「ぼくは好奇心のかたまり」という本を出していましたが、こうしたアイデアを出す秘訣は、やはり、純粋に好奇心のかたまりで、いろいろなところに首を突っ込んで知識を貪欲に収集することではないでしょうか。

追記：あとで考えが浮かびましたが、「技術シーズ」と「ニーズ」が合体するところで新しい製品が生まれてくるようです。この場合は先に「浴槽の油や湯垢を取って水を綺麗にして長く使いたい」というニーズがあることから、ではどうしたらそれが出来るかということになり、重油回収で行われている技術（技術シーズとしておきます）が採用されてこの製品の開発に至ったのではないでしょうか。また、この逆の先に技術があり、それに当てはめる場合もあるでしょうが、ニーズが存在することがまずもって重要である気がします。

当たらなかった宝くじをよみがえらす賢い方法

【用意していただく材料】

１，当たらなかった宝くじ　１枚

２，牛革豆巾着袋　　　　　１個

【レシピ　調理法】

１，まず、当たらなかった宝くじの右端の番号の部分を切り離します。

２，番号の部分を折りたたんで豆巾着袋の中に入れます。

３，こうして、当たらない交通安全のお守りの出来上がりです。どなたかにさし上げても大受け必至です！楽しいコミュニケーションの道具としてお使い下さい。

アイデア、発想の訓練には持って来いです。

このサイトのランキング１ pinterest.com/pin/1383450197…

— 藤井　直行さん (@saifuya) 4月 18, 2012

「生活便利グッズ」でGoogle検索していてこのサイトに出会いました。最近覚えた検索のコツ？を偉そうに一言いわせて頂ければ「生活便利グッズ」などのように、何らかのキーワードを自分で考えて検索してみると意外に面白いサイトに出会えます。

スタンブルアポンも面白いツールですが、このように自分で考えたキーワードを使って検索してみるのも面白いかと思います。

それにしても、こうしたサイトはアイデアを出す時や発想に行き詰まった時などには持って来いではないでしょうか。ピンタレストもこうした役割にも使える代表格かと思いますが、時間は掛かるものの漫然と眺めているだけでも発想の訓練になること請け合いです。

ちなみに、ツイッターなどで教わったのも含めて、今のところ以下の３つのサイトをたまに眺めてみることにします。（ピンタレストやエッツィーなどもお薦めですが）

１，革新的発明と製品情報

２，ものごごろ

３，The Time Is Money 【本日出会ったサイト：新入荷です】

ピンタレストをこんなふうに使ってみたらいかがでしょうか？

pinterest.com/saifuya/birds/ お借りした画像ですが、ピンタレストで画像図鑑を試行してみました。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 4月 2, 2012

よその画像を拝借することになってしまい少々恐縮ですが、個人的に楽しむのみで商業目的で使わないのでお許しいただきたいと思います。(著作権の問題はあると思います。ですが、ネット上で公開している場合には基本的にシェア可能かと思います。このあたりは微妙で、世界基準と日本基準の間でも異なるのかも知れません。）

それは、上掲のツイートのように、ピンタレストの画像一覧性の特長を利用して目的別に画像の図鑑のようなものが作成できるので、ちょっと試行してみたことです。

ピンタレストはモバイルバージョンもあるので、例えば鳥の図鑑の一覧をスマートフォンやタブレットで見ることができるので、鳥を観察をする時のお役立ちツールになりそうです。

今回、例として試してみたのは「鳥」ですが、目的別に何でも構わないと思います。ピンタレストはボードの個人のタイトルをいくつも増やせるので便利です。

さて、今日から新年度が本格的にスタートです。新たなITツールのピンタレストを使って、何か新しい、面白いことを試してみてはいかがでしょうか？

ツイッターの【視点を変えてみるシリーズ】のまとめ第２弾です。

４月になりました。新学期、新生活のスタートです。こちらのブログもツイッターの【視点を変えてみるシリーズ】のまとめ第２弾でスタートです。それにしても、ピンタレストの勢いはすごいものがあります。画像が一覧できるタイプのサイトは前から好きでしたが、ピンタレストには様々なジャンルがあり圧倒されます。見て、リピンして、コメントしていく作業をすることで、知識の引き出しがどんどん増えていくこと間違いなしです。それと、第１弾はこちらです。

【視点を変えてみるシリーズ】ピンタレストの様々なジャンルを常にチェックする。（これは視点を変える上ですごく役立ちそうです。）

— 藤井　直行さん (@saifuya) 4月 1, 2012

【視点を変えてみるシリーズ】行きつけの書店などで、いつもと違うコースで店内を回ってみる。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 4月 1, 2012

【視点を変えてみるシリーズ】カメラ目線をいつもと変えて撮影するのも視点を変えるのに役立ちそうです。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 3月 31, 2012

【視点を変えてみるシリーズ】カメラ目線をいつもと変えて撮影するのも視点を変えるのに役立ちそうです。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 3月 31, 2012

【視点を変えてみるシリーズ】内風呂の人はたまに銭湯へ行ってみる。

— 藤井　直行さん (@saifuya) 3月 30, 2012