浅草鳥越の袋物職人の通信局

検索考

　パソコンでの検索は、今さら言うまでもなく、便利なもので大発明だと思います。物事を探している人が、検索を使えば１００％とは言えないまでも、かなりの確度でそれらに出会えます。

　市場の細分化が進んだ現在の状況では、ますます検索の重要度が増してくるに違いありません。

　今日の日経ネットのニュースで、「感性検索」なるものが出ていました。どうやら、キーワードが思い浮かばなくても検索が出来るような、仕組みの考案のようです。袋物職人もこの行きかたに賛成です。

　例えば、当店では合切袋(合財袋）を取り扱っております。「がっさいぶくろ」と読みますが、まず普通の方にとってはなじみのない名称です。きっと、この言葉が思い浮かばないときには、「革の提げ袋」とか、「手で提げる革の袋」とか、「提げる袋」とかの、動詞まざりの名称を口ずさむでしょう。

　そこで将来、検索エンジンが高度化して、人工知能のような働きを携えてくれれば、上述の動詞まざりの名称から、合切袋へたどり着けるようになるかも知れません。

　「手で提げる革の袋」と声でパソコンに問いかけると、「はい、こちらが藤井袋物の合切袋です。ご主人様」と応答してくれます。まさに、アラジンと魔法のランプの世界です。

　「人が想像できることは、必ず実現できる」ジュール・ベルヌ。でしたっけ・・・・・

東京の水はおいしい

　今日は、暑さが再びぶり返し、当店の高性能寒暖計(近所の雑貨屋さんで売ってます）で測定したところ、３３．５度を観測いたしました。気温は高いですが、少し下がるだけでもかなり楽になります。

　ところで、夏の毎日の朝風呂のあとの楽しみは、よく冷やした東京の水です。空いたペットボトルに水道の水を入れて冷蔵庫で冷やしておいたものですが、暑いときの冷たい水ののど越しはまさに格別です。ひところ、東京の水はカルキくさくておいしくないといわれていました。ですが、今では都庁でも、東京の水はおいしくなったと宣伝するくらいよくなりました。

　だいたい、蛇口をひねり、その水をがぶ飲みできるのは、世界的にも数少ないことです。外国旅行へ行くときに、必ず気にするのも「水はどうか」です。

　まだまだ暑い日が続きそうです。熱中症の予防にはよく水分を補給することが大切ですが、発汗で塩分、ミネラル(鉄分、亜鉛など）も失われます。その補給も合わせて必要です。夏バテ熱中症に注意して、この季節を乗り切りましょう。

　「浅草小島町の袋物職人の通信局」がお伝えいたしました。

暑さも一休み

　きのうと比べて、一気に１０度近くも気温が落ち、東京地方は過ごしやすい１日となりました。あまりの急激な変化で、明け方少し鼻がぐずぐずするくらいでした。うっかりすると、夏かぜはなんとやらですから、なんとやらなってしまいます。特に、夏にひくと長引くので厄介です。

　それにしても、時折ゆれる千葉県の群発地震が気になります。専門家は大きな被害が出るような地震ではないとはいうものの、繰り返して揺れるのは気味の悪いものです。震源に近いところの人は、もっと気になることでしょう。

　明日からまた暑くなるとの予想ですが、なるべくお手柔らかな暑さでお願いしたいです。

暑いですねー

　ここのところの挨拶の時の言葉は、タイトルの「暑いですねー」が定番です。これくらい真実を表している言葉もないと思います。

　「暑いですねー」と言っても涼しくならないので、「いい陽気ですねー」と言ってはみるものの無駄な抵抗のようです。

　ところで、日本列島が暑いからではないでしょうが、北極の氷が人工衛星で観測を始めて以来、最小になっているそうです。

　天気予報の解説では、決まり文句のごとく「ラニーニャ現象」（どこの国の言葉か知りませんが日本語で表せないものでしょうか）を暑さや、台風の発生の多さを説明していますが、それだけではないように思います。

　住みにくくなる地球がひたひたと近づいてきているのは、間違いなさそうです。

地震で起こされて浅草寺参り

　明け方の４時過ぎだったでしょうか、地震で目を覚まさせられました。朝からのむし暑さも手伝い、再び寝付こうとの努力もむなしい結果となったため、少し早かったですが、朝のウォーキングを決心いたしました。本日は、歩いて２５分ほどの浅草寺参りと決めました。

　まずは、雷門の表、裏です。裏には、「風雷神門」と書かれています。意外に見落としやすいかも知れません。

　仲見世を抜けると、宝蔵門です。裏側には大きなわらじが両側に掛かっています。今年の１月２０日のブログでご紹介したときは、改装工事中でした。

　そして、本堂です。ちょうど撮影している最中に、６時の鐘が響き渡っていました。地震で起こされて浅草寺参り、なにかご利益ありそうです。

　それにしても、今日は朝から３０度を越しておりたいへんな暑さです。帰宅後、朝風呂としゃれ込みましたが、湯上りの水分補給は通常の倍必要でした。

　埼玉の熊谷では、４０．９度と７４年ぶりに最高気温の記録更新をしたそうです。｢記録は破られるためにある」とよく言いますが、困惑しますねこれには。

終戦記念日

　今日で、６２年目の終戦記念日を迎えました。戦没された方々には、あらためて心より哀悼の意を表します。

　それにしても、今日も暑い１日でした。群馬県の館林市では、４０．２度と４０度を越えた大変な暑さ（熱さ？）となったそうです。きのうのブログでとりあげたように、人の体温を越えた猛烈な暑さです。炎暑とはよく言いますが。文字通り火がでそうな陽気です。

　すでに、立秋を過ぎているので残暑なわけですが、本暑（こんな言葉はないでしょうが）よりもこちらの方が暑そうです。

　｢残暑きびしい折、いかがお過ごしでしょうか」と残暑見舞いの書き出しにもあるように、以前から、立秋を過ぎたあたりからが暑くなるのが通例のようです。

　地球温暖化と、寒いときには心温まりそうな言葉ですが、実際には厄介な代物の現象に、是非とも早く歯止めをかけていただきたいものです。こちらの終戦には、まだまだ時間と努力が必要のようです。

残暑お見舞い

　申し上げます。立秋を過ぎて１週間ですが、きびしい暑さが続いております。東京地方、特に浅草小島町界隈は連日３４～５度の暑さです。熱さと言い換えてもいいくらいです。

　熱中症で病院に搬送される方も多いようです。日差しのもとを出来るだけ避けて、十分な水分補給が必要です。

　ところで、気温がまだ体温以下か同じくらいの状態です。おそらく、これが人間の体温を越す３７度以上になると、極端に暑さを感じるようになるのでは、と思っています。そうなると、いっそう熱中症には注意が必要になるかと思います。

　さらに、その気温の境い目が、水や電気の使用量を急激に変化させる地点であることも類推できます。暑さに、これ以上上がることにはご遠慮願いたいものです。

大気汚染が心配です

　北京オリンピック開催まで１年を切りましたが、今朝のテレビ番組で北京の自動車による大気汚染の状況が報じられていました。

　かなり深刻な状況のようです。特に、北京市内をコースに走るフルマラソンは、大気汚染の状態によっては、タイムに影響がでるのではとの予測です。やはり、選手も走るときは、きれいな空気のもとで行いたいでしょう。

　中国では、いままさにモータリゼーション真っ盛りのようです。日本も自動車の大気汚染は経験済みですが、桁違いの人口ですから車の台数の増え方もすごく、汚染は日本の比ではないかも知れません。

　さかのぼれば、東京オリンピックは１９６４年、今から４３年前の昭和３９年の１０月に開催されました。確かそのころ、日本もモータリゼーションが始まったばかりで、自動車による大気汚染はその後社会問題化したように記憶しています。

　そう考えると、今の中国の発達のスピードが桁違いなのかも知れません。速い発展にこしたことはありませんが、弊害もやはり存在するのが世の常のようです。

緑黄色野菜

　野菜をよく食べると体に良いと以前から言われています。特に、最近は各研究機関の発表から、様々な成人病や知力の衰えの防止や予防に効果があることがわかってきたようです。

　食事の洋風化が言われて久しいですが、肉類をよく食べる人には必ず欠かせない食品群であることは間違いありません。

　それから、タイトルにもあるように、緑や黄色（どういうわけか赤が抜けていますが）などの色素も一役かっているようです。例えば、トマトのリコピンという色素なんかはよく知られています。きゅうりのグリーンやかぼちゃの黄色なんかもいいのかも知れません。最近見かける、黄色いピーマンなんかもよさそうです。

　こう考えてくると、なんとなく信号機の色の野菜類を選択して食べるとよさそうな気がしてきました。緑黄色野菜などといわず、信号色野菜といった方がいいかも知れません。

　特に、黄色の野菜を多く摂ると、注意深くなるかも知れません。

猛暑日

　東京は３５．７度とこの夏初めて猛暑日と呼ばれました。確かに今日の暑さは並ではありませんでした。

　当店工房には、人並みにクーラーを入れてあります。中の掃除をしたので、空気の入れ替えと思い戸を開けたとたん、まさに熱風というのにふさわしい風が吹き込んできました。吹き込んできたというと、すがすがしそうな表現に使うのかも知れませんから、正確には「入り込んできました」というほうがよさそうです。

　地球温暖化とよくいわれますが、今日は地球熱帯化といえなくもない１日でした。

　柏崎の原発は停止しています。電気の使いすぎで停電が起きては厄介です。こまめな節電が重要のようです。