浅草鳥越の袋物職人の通信局

暗証番号

　銀行のカード、クレジットカードなどを利用するときのつきものは暗証番号です。ＡＴＭで現金を引き出すときは、必ず入力しないといけません。

　ところで、最近、この暗証番号をひんぱんに変えましょうということが、案内でよく見かけます。果たしてこれは現実的でしょうか。

　それは、毎月のように暗証番号を変えれば、安全のためにはいいでしょうが、忘れたときのために番号をどこかに控えておく必要が生じればかえって安全性が損なわれるのではないでしょうか。

　ましてや、数種類のカードを持っている人にとっては、超人的暗記能力を要求されます。

　なので、これからは暗証番号は必要なしで本人確認が出来る方法をもっと普及させていくべきだと思います。

　いいことに、電子機器類はどんどん高性能、低価格化がすすんでいます。生体認証と顔写真のコンビネーションで、ＡＴＭの前に立てば即ＯＫみたいなのも可能ではないでしょうか。

これで将来も安心です

　読売のネットニュースで、日本水産が本マグロをいけすで育てて出荷する蓄養を国内ではじめて事業化したそうです。おおよそ１００キロくらいに育ててから出荷するそうですから、マグロファンにとってはうれしいニュースです。

　近年、マグロは漁獲制限を受けているのと同時に、海外でも人気を呼び、もしかしたら将来は稀少資源になる危惧さえありましたが、こういうお知らせで一安心します。

　海外からは、日本人の長寿の秘訣は「米と魚」といわれているのに、どういうわけか食料自給率は３９％と諸外国と比べて低い値です。

　本マグロ以外のマグロも食卓から遠のき、日本の食文化がまたしても変化してしまいそうなときに、このお知らせは朗報ではないかと思います。

　以前から、日本人の米離れが叫ばれていますが、ここは一番もう一度日本人の食を見直す時かと思います。元々、日本人が食で健康の秘訣を知っていたのに、今では外国の人に教えられています。おかしな話です。

いずれは超小型コンピューター

　携帯電話の高性能、高機能化はとどまることを知りません。電話もついてる、超小型コンピューターにますます近づいています。加えて、検索エンジンの機能も充実してきているので、数年先の仕事、生活に大変化をもたらし始めると思います。ほんとに、お陰様です、という言葉がぴったりです。

　現在は、家庭やオフィスにいてパソコンで検索していたことが、外で移動中に当たり前のように出来るようになります。個人個人がそれぞれ超小型コンピューターを持ち歩き、いつでもネットワークにつながることになります。ほんと、便利な時代です。

　その結果の大変化の具体像は簡単には想像つきませんが、革命的変化を各所で引き起こし始めるのではと思います。

　最近は、そのネットワークをいう言葉に興味がわいてきたので、そのあたりの本を買って読んでみようかと思っています。もっと勉強して、多少でも人のお役に立てるように頑張ります。

　ところで、いつまでも携帯電話という名称のままなんでしょうか。

次世代ハイブリッドバス

　１５日から２週間、羽田空港で試験運用される次世代のハイブリッドバスのニュースには興味を惹かれました。

　路面に埋めてある給電装置から、電磁誘導を使い、非接触で急速充電が出来るそうです。２年後の実用化に向けての試験ですが、こういうすばらしい技術が進行中とは知りませんでした。

　この場合は大型の自動車に対しての技術ですが、将来は乗用車にも採用されるような技術でもある気がします。

　電気スタンドは、勉強用や事務用の照明器具だと思っていましたが、将来はガソリンスタンドと同じように、エネルギーを補給する場所の名称にもなりそうです。

hpのプリンター

　きのうの午前、秋葉原のお得意先の帰り道にヨドバシカメラへ立ち寄りました。上の階にある大きな書店が目的でしたが、その帰りに降りたエレベーター前にヒューレット・パッカードのプリンターがあるのに目が留まりました。

　そのプリンターは、コピーもスキャナーもついているオールインワンで、前面給紙方式です。おまけのソフトで、ウェブサイトの好きなところを切り張りして印刷できる機能までついています。

　そして、価格が２万円を切る、１８．８００円でした。今使っている、エプソンのＰＭ－８３０は買った当時はそのくらいの価格でしたが、機能、性能で負けそうです。

　あらゆるデジタル機器が、高性能で低価格化しています。そして、それがさらに進行中ですから、消費者側からしたらこんなに恵まれた時代はなかったような気がします。

　諸物価高騰の折ですが、こちらに目を向けると有り難い出来事が進行中です。

これで悩み解決

　ＧＵＡＮＧＤＯＮＧ　こう書かれているとなにやら暗号めいていますが、すぐお分かりであれば相当な方です。

　これは、中国の広東省の広東を英語表記で表したものです。読めばおそらく、グァンドンでしょうか？どうして、このようなつづりになるのかよくわかりませんでしたし、どうしたら調べられるのかも長らく悩みの種でした。

　ところが、その悩み解決の、たいへん親切でよく出来たサイトを見つけました。こちらです。

　本当に、有難うございますの一言につきます。こういうすばらしいサイトを、よく使うものはタブに保存してすぐ使えるようにしておき、それ以外によく見るサイトはお気に入りに入れておけば、さながら書斎にいて書庫から本を引き出して調べるようなことがお手軽に出来てしまいます。もう知的生産には欠かせない道具となったインターネットです。ますます興味がわいてきます。

江戸職人と表慶館

　「第４回　台東区の伝統工芸職人展」は、晴天の下、最終日をむかえました。

　歴史的重みのある、国立博物館内の表慶館で実演を披露できることはたいへん光栄なことです。

　普段のデパートの実演販売とは少々違い、自然と実演や説明に力が入ってきます。

　館内には、銅器を鍛錬する音、すだれを編む音、やすりの目立ての音、桐タンスのかんながけの音などが響き渡り、さながら交響曲のようでもあります。

　お客様と、大切な対話も数多く出来、実りの多い職人展でした。

暖かで賑わいました

　昨日お伝えした上野駅前、丸井の温度計は午前８時４０分で５度を表示していました。所々に残雪がありましたが、朝からのこの気温で氷結もゆるんでいたので、難なく歩いて国立博物館に到着しました。

　今日はお天気もよく、気温も少し上がりましたので、表慶館の職人展もたいへん賑わいました。

　また、近くの上野東京都美術館では、パリのルーブル美術館の特別展が開催されているので、その相乗効果がありそうです。

　ところで、肝心の賑わいの風景を取材していません。明日は最終日ですので、「第４回　台東区の伝統工芸職人展」の有終の美を取材したします。

台東区の伝統工芸職人展１日目

　当店工房を朝の８時２５分頃出発し、歩きで会場の国立博物館表慶館を目指しました。

　約１５分ほどで、上野駅前の大きな歩道橋（ペデストリアンデッキという名称です。ペデストリアンは歩行者という意味です）にたどり着きました。駅前の丸井の電光表示の温度計は１度でした。やはり寒いです！

　さらに、歩を進めて上野公園沿いを１５分ほど歩けば、国立博物館正門前です。おおよそ３０分の道のりです。朝のウォーキングと考えると、健康にはいいですから得した気分になります。

　さて、そして実演が始まりました。普段の実演販売とは異なり、博物館の中での実演は気構えも違ってきます。

　当然のことながら販売は出来ません。ですがそのことより大切なことを再確認いたしました。

　それは、対話です。売るのが目的ではないので、お客様とのやりとりも普段の実演販売とは異なってきます。

　いろいろな方との対話の中で、思わず気がつかされることがいくつも出てきます。それが後になって、あの時こういわれたとかが思い浮かび、発想のヒントになったり、作業上の工夫につながったりします。

　そんなときは、メモを取ることが重要とは思いつつ怠ってきているので、あしたからでも改善しないといけません。メモ魔の大切さは、いろいろな人が訴えています。

　明日は２日目です。充実した対話を目指して、実演に励みます。相手方のうまい質問の投げかけも必要でしょうが、こちらの質問力の充実も必要だと思います。

台東区の伝統工芸職人展

　寒い日が続いています。とはいうものの、東京都内は氷点下になることはたまにしかなく、厳しい冷え込みとまではいかない寒さだと思います。これから寒さに向かう暮れとは違い、もう少しで暖かくなるでしょうからここはもうしばらくの辛抱でしょうか。

　ところで先ほど、桐タンスの片山さんの車に同乗させてもらい、上野の国立博物館表慶館で行われている「台東区の伝統工芸職人展」の搬入に行って来ました。

　すでに５日から行われていましたが、後半３日間の９日（土）、１０日（日）、１１日（月）は袋物職人が前半の人と交代して出展し実演いたします。（午前９時３０分から午後５時まで）

　明日はまた雪の予報が出ています。ちらちら降る雪は風情がありますが、大雪だけはぜひともご勘弁を！ちなみに名前は直行です。なおゆきだから、やはり明日は大雪か！