浅草鳥越の袋物職人の通信局

活況を呈しそうです

　日経ネットの映像ニュースで、次世代無線通信に、免許を取得したKDDI系とウィルコムの回線を借りて松下、セコム、フジテレビなどの企業が参入してくる報道がされていました。

　松下は、カーナビの無線通信を利用した随時更新、セコムは高速PHSで子供の安全、フジテレビは動画の配信とか様々な面で、その企業の特色を生かしたサービスの提供が始まるようです。まさに活況を呈しそうな楽しみな展開が期待されます。

　また、個人の利用でも家庭に固定で使うのも、移動して使うのも可能な便利性も兼ね備えています。３，０００円から４，０００円という低額の定額なので魅力ある回線がまた増えるわけです。

　一部の都市では早くも来年の３月ころからサービスが始まります。さらに１歩進んだ通信革命が起きそうで大変楽しみです。「早く来い来いお正月ー」ですね。気が早い！

iTunesが便利です

　アップルのiTunesのビデオポッドキャストのタイトルがだいぶ増えてきて面白くなってきました。

　しばらくぶりにのぞいたら、英単語の勉強になる「単語工場」なる番組（といえます）があったので視聴したところ面白いので早速登録しました。

　また、少々かたいのですが「野村総合研究所」の経済やITの番組も良さそうなので、これも登録しました。

　ところでこの傾向は、将来の情報の取得の主流になるような感じがします。その理由は、面白いタイトル（番組）がこれからも増えていくことと、ブロードバンドユビキタスネットワーク社会の発展です。少しすれば、ハイビジョン画像のポッドキャストかもしれません。

　そしてそれを小型ノートPCかなんかで、好きな番組を選んで、どこでもいつでも見たり聞いたりが当たり前の世の中になりそうです。

　一方で、テレビ放送は最近、番組が面白くないとよく聞きます。これから２０１１年にアナログが停波してデジタル放送のみとなりますが、よほど知恵を絞って面白い番組を提供しないと見てもらえなくなりそうです。テレビの代わりのライバルが猛追撃してきています。

深川神明宮祭

　昨日は真夏には番狂わせの肌寒い雨の１日でした。東京深川の富岡八幡宮では、水かけ祭りで有名な深川祭りが執り行われました。

　そちらのお祭りは本祭りでしたが、袋物職人は神輿担ぎの名人のお仲間と江東区森下にある深川神明宮の宮元のお神輿を担いできました。（特別休暇です）　こちらは、今年かげ祭りということで町内のお神輿のみの渡御（とぎょ）でした。

　当日の天気予報がくもりと出ていたので、蒸し暑い日とたかをくくっていましたが、大番狂わせの寒いお祭りとなりました。深川のお祭りでこの陽気は初めての経験です。

　地球温暖化による異常気象はついに深川の夏のお祭りにまで影響を及ぼすようになったんでしょうか。

　ところで、ここ深川神明宮のお祭りは、来年が大祭です。大きくて立派な神社の宮神輿の渡御が来年見られるので楽しみです。そしてこれを次世代無線通信でほぼ実況通信なんて出来るかも知れません。ただし、担ぎながらのブログはちょっと無理でしょうか。

残暑見舞い申し上げます

　８月７日の立秋を過ぎると残暑です。遅ればせながら、時候のごあいさつとさせていただきます。

　それにしても、相変わらずの厳しい暑さが続きますが、８月ももうすでに半分が過ぎて、はや９月が見え隠れし始めました。

　そして、９月に入るとすぐ、恒例の開催となりました青森中三デパートでの「江戸職人展」への出展となります。本年度は昨年より１週ほど早い開催で、しかも１日長い９月２日から８日までの７日間の催事となります。

　暑い、暑いを連発しているうちにもう秋は目の前です。もたもたしてられません。

マンション売れ行き不振

　浅草小島町界隈のマンション建設が花盛りとブログに投稿したのは、２００７年４月１４日でした。そのとき、こんなに建てて人が入るのかなと人ごとながら心配でしたが、残念ながら当たり始めたようです。

　日経ネットに、不動産経済研究所のマンションの売れ行き動向のニュースが出ていましたが、それによると、７月の首都圏マンション発売戸数が前年同月比４４．５％減とかなりの下落を示し、かつ１１か月連続の減少だそうです。

　そして、実際の浅草小島町界隈のマンションは、建設花盛りの頃のものが、続々と立ち上がりはじめているところですから、これから入居が始まるわけです。

　割合的に、賃貸も多いようなので完成したら即満室とはなかなかいかないように見受けられます。いくら新築のマンションでも、２～３件しか入居していないとなかなか次の人が入居しにくいのではないでしょうか。このあたり、今後が気がかりなニュースです。

原油価格だいぶ下がりました

　アメリカの原油価格の相場が下落し続けています。１バレル約１４７ドルの最高値を付けた後、急落し始め現在では１バレル約１１３ドルあたりです。ここのところの世界規模での節約ムードから原油の需要がさすがに落ち始めたためではないかと思います。

　石油は便利なエネルギーですが、その反面地球温暖化の原因のひとつといわれています。そのために今回の価格高騰で、反石油の観念を強めさせる引き金にもなりました。

　確か少し前、１バレル１２０ドルでガソリン価格が１６０円でしたから、その割合で行くとガソリンももうすぐ１６０円を下回るようになるのではないでしょうか。

　以前にも、エコノミスト袋物職人が価格の下落を予測しています。なんとなく当たりそうな気配となってきました。

　

お盆休みには注意が必要です

　タイトルの言い方では、お休みの間のけがや事故には注意が必要ととれます。そのほうが当然重要度が上ですが、これから書くのは個人的な仕事上の戒めです。

　大方のお店では今日まで営業で、明日の１３日から日曜日の１７日までが夏休み、いわゆる月遅れのお盆です。

　そんななか、今日の午前中にいつもの材料店に綿の布地を買いに行きました。ところが残念ながら、期待に反してお休みでした。降りたシャッターには、無情にも１２日から１７日までのお休みを告げる張り紙がしてありました。

　事前に普段訪れる店舗のお休みは把握していて当然なのに不精をしておろそかにしていました。自分のところが休まないから関心がないとは言えないので今後はその辺の情報管理も強化していきます。

　「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」とは孫子の兵法であまりにも有名です。ところが知っていても実践しないことには知らないのと一緒です。

　今日は、「戒めブログ」でした。たいへん効果があります。

携帯電話は高すぎます

　日経ネットのニュースに、１０万円未満のノートパソコンの販売台数のシェアが４割に達したと報じられていました。

　HPをはじめ、台湾のメーカーなども５万円前後の超小型で高性能のノートパソコンを相次いで発売しています。

　Wi-Fi（無線LAN)とか、次世代の無線通信がこれから充実し始めてくると、当然のことながらバッグの中に超小型のパソコンを携行するのが当たり前の状態になるのではと思います。

　そしてさらに、超小型高性能低価格のパソコンを大勢の人が持てば持つほど、無線の設備もさらに充実していくと思われます。

　その一方で、独自の進化を遂げてき日本の携帯電話は、新製品で５万円をゆうに上回る価格で販売されています。

　いまや、日本では携帯はひとつのファッションの一部のような存在ですらあり、さらには自身の分身のような存在でもあります。

　それにかこつけてではないでしょうが、ごてごてありとあらゆる機能（使わなくなるのがほとんどです）をつけて５万円以上とはいかにも高すぎます。ところが、高くてもだれも文句をいわずに買ってくれます。

　でも将来、うっかりしているといつの間にか王座を奪われないとも限りません。聞くところでは、最近の若い人は携帯のメール打ちを両手でやる人が多いそうです。

　ならば、携帯と価格的に互してきた超小型パソコンのフルキーボードで両手打ちをし、さらに無線LANでつなげて大容量のメールも低価格で飛ばせます。

　だからこれからは、近所歩きは携帯電話、仕事、出張時はプラス超小型パソコンのパターンが増えるのではないでしょうか。で、携帯電話やはり高すぎです。

　

物価は下落しています

　といっても、ITデジタル関連とか家電製品などのことを指しています。この分野の製品の最近の価格をみて考えると、食料品の値上がりや原油の高騰もある程度は相殺されているかも知れません。

　今日の朝、自宅のエアコンが冷房から自動にひとりでに切り替わり、少し大きなうなりをあげてしまうのに気が付きました。たびたびなるので、スイッチを切ってとめました。

　購入してだいぶ経つので、さてはそろそろ耐用年数が来たのでは、これはたいへんまた出費がかさむと思いました。たしか、買ったときは１５～６万円だったと記憶しています。

　もしこわれたらと思い、さっそく価格コムでエアコンの価格をチェックしてみました。

　そしたら、なんと驚いたことに細かい性能に注文さえつけなければ３万円台からありました。

　１９６０年代の半ばのいざなぎ景気のころだそうですが、国民の３種の神器として、３Cがありました。クーラー（エアコンとはまだいいません）、カラーテレビ、カー（車）の頭文字のCが３つです。

　さらに、平成１５年ころ（つい最近ですが）のデジタル３種の神器は、デジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビだったようです。（薄型テレビとはもうあまりいいませんが）

　そして、上にあげた１９６０年代半ばのと、平成１５年ころの製品で、車は別として、当時と性能はけた違いに向上しているにもかかわらず、価格は非常に下がっているのがわかります。

　諸物価の上昇をある程度相殺してくれる、これらの製品群はさらに高度化、低価格化が進み、生活に豊かさと便利さを提供してくれそうです。たいへんありがたいことです。

電気の時代

　日経のネットニュースに、東京電力が首都圏での電気自動車の充電拠点の設置を拡充していく計画がでていました。

　２００９年で最大２００ヵ所、そののち３年くらいで１，０００ヵ所に増やすそうです。いわゆる、ガソリンスタンドならぬ電気スタンドです。

　そのニュースの中で特に注目を引いたのは、充電時間です。東京電力では、５分で４０キロメートル、１０分で６０キロメートル走る急速充電器をすでに開発していることです。

　カップヌードルはお湯を入れて３分間、さらには最近ではレンジで５分で出来上がりの食品があるわけですから、５分という長さは短い時間に属します。その時間待てば、４０キロですからなんとも驚きです。

　むかし、モービルオイルのCMで「車はガソリンで動くのです」というのがありました。この先数年間は、そのガソリンで動く自動車がまだ主流派でしょうが、その中に混じって、ハイブリッド車、電気自動車、水素自動車が走ります。

　そしてまたその先数年間で、ガソリンで動くのが定説だった自動車が少数派となり、電気で動くエレキカーがその主役に躍り出るのではないでしょうか。空気がきれいで、騒音のない次世代モータリゼーションが始まります。