浅草鳥越の袋物職人の通信局

携帯夏の陣

　６月以降の携帯電話商戦は面白そうです。特に、グーグルが開発したＯＳ（基本ソフト）アンドロイドを載せた携帯はとびきり興味深いです。ワンステップアップして、より小型ＰＣに近づいた感のある優れもののような気がします。

　加えて６月から、データ通信の速度が現行の上り３８４キロビットから５.７メガビットにアップされてさらに高速化します。ＬＴＥ（ロングタームエボルーション　３００メガビット！！次世代高速携帯規格）が２０１０年に登場してから一般に普及するまでのつなぎ役としての位置づけでもありそうです。

　アンドロイド携帯のような高度化した機器と、より高速のデータ通信を利用すればかなり面白い事が可能です。

　例えば、アンドロイド携帯で撮った動画をユーチューブにアップロードして公開したりすることがかなりスピーディーに出来そうです。もちろんフルブラウザでネットも楽しめます。

　石見銀山は猫いらずですが、アンドロイド携帯はパソコンいらずになりそうです。

鳥越まつり

　店頭に鳥越まつりのお知らせのポスターをはりました。（やや右寄りですが）パソコンの文字変換ではとりごえといれないと鳥越になりませんが、地元ではとりこえと呼ぶのが習わしです。ですから、とりこえまつりになります。このこだわりがまたいいんです。

　先ほど、町頭（まちがしら）の人が、家の軒に飾るしめ飾りを付けて回っていました。その昔、しめ飾りは和紙製でしたが最近では不織布製なので雨に強いようです。そのためか、しめ飾りを付けて回るのが早くなったようです。（昔はお祭りが始まる前に雨で飾りがやぶれました）

　ついでですが、ポスターの下の右から３行目は、よいみやきよめはらいしきと読みます。

　どこからか、祭りばやしが聞こえてきそうです。

若手職人展絶賛開催中

　第1回「台東区の若手職人展」が、今日から開幕です。

　受付の谷田貝さんに聞いたところ、評判が良くいろいろ問い合わせされるようです。

　23日（土）は、すだれの田中耕太朗さん、看板彫刻の坂井智雄さん、べっ甲の赤塚顕さんの実演が行われ、翌24日（日）はべっ甲の赤塚さんに代わり、提灯の櫻井悠子さんが加わり、両日とも３店ずつの実演となります。（台東区の伝統工芸ブログにお知らせが載っています）

　デジタルフォトフレームが各職人さんを紹介する新しい試みの職人展を是非お見逃しなく！

明日から若手職人展

　名物の浅草三社祭は大きな事故もなく無事に終了したようです。来るとすぐ終わってしまい、また1年待たないとやってきません。吉田拓郎の、祭りの後の寂しさはいやでもやってくるの一節が思い出されます。

　さて、お話は変わって明日からは「台東区の若手職人展」が始まります。先ほど搬入に行ってきましたが、デジタルフォトフレームが各職人さんの展示品の傍らに置かれ、ＩＴ化の波も押し寄せている進化した出来栄えいいの職人展になりそうです。

　また、「台東区の伝統工芸」ブログに、動画や作業中の手先の写真がアップされていました。
手先の写真から、誰だかを当てる構成はなかなか手の込んだ手法です。

　明日から、今月28日の10日間、土日の実演もはさんで見ごたえのある「台東区の若手職人展」になりそうです。

今日から三社祭

　今日から江戸っ子の血が騒ぐ、東京浅草の三社祭（浅草神社のお祭り）の始まりです。

　暑からず、寒からずの好天に恵まれた金曜日、浅草神社周辺の六ヶ町の連合渡御（とぎょというのが変換ででないのは残念です）が行われました。

　昨年は中止のなった三基の宮神輿の渡御が今年は行われるとあって、盛り上がりは上々です。

　不況も、新型、旧型インフルエンザも吹き飛ばす、東京は浅草三社祭の始まり、始まりー！！

ガム跡除去の新兵器か

　今日、御徒町方面へ向かって歩いて行くと、新しく舗装されたレンガ状の歩道のいたるところに小さなシミが点々と付いていました。

　帰りがけにもう一度見たら、それは噛み捨てられた歩道のガムの黒い跡にかけられたものでした。

　どうやらこれは、きれいな歩道に黒々と固まったガムを除去するための薬剤のようです。

　想像するに、それは、しばらくすると柔らかくなり、後ではがすのがやりやすくなるのでないでしょうか。

　それとも、吹きかけて雨でも降れば、きれいに流れる新兵器かも知れません。そんな夢の薬剤ならばノーベル賞ものです。

　それにしてもあのガムの跡、なんとかならないものでしょうか。

見物できない宮出しのようです

　5月11日に更新された、浅草神社奉賛会の三社祭公式情報によりますと、今年の宮出しの際、一般の人の見物はほとんど出来ないようです。

　以前にもお知らせしたように、浅草寺大改修が行われているため、境内のスペースがかなり狭くなっているからです。

　例年ですと、浅草寺本堂の階段に鈴なりになって見物の人がいるのですが、それが今回はまるでできません。

　少々残念ですが、工事が完了するといわれている、来年末以降は新装オープンの浅草寺がお目見えするので大変楽しみです。もうそのときは2011年ですが、新しい時代の幕開けでもありそうです。

百貨店が店じまいとは

　最近、鹿児島と池袋の三越が相次いで閉店しましたが、来年には、伊勢丹の吉祥寺店も閉店するそうです。

　百貨店、デパートといえば花形産業のひとつでしたが、ここのところの傾向を見ると時代がまたひとつ変わってしまったという印象です。

　今から20年くらい前は、全国各地のデパートで江戸の職人展が盛んに催され、袋物職人もいろいろな職人さんとともにお世話になり、実演を見せながらのお客さんとの直接対話はたいへん勉強になり、また職人さんの腕の見せ場でもありました。

　またひとつ、またひとつと百貨店の店じまいが続いているのは、ほんとに時代を象徴する出来事だと思います。歴史が大きく変わる真っただ中にいるようです。

　

ワクチン接種の方法

　新型インフルエンザの感染が拡大していますが、現時点では普通のインフルエンザ並（それでも罹ると隔離されますが）なのがほっとします。

　この新型インフルエンザ、多くの専門家は、夏に沈静化して秋以降再び再流行するのではと予測しています。

　その時に備えて、現在流行しているウイルスに基づいてワクチンを作れば、ウイルスが変異を起こさない限りそれで効き目があるはずです。

　問題はワクチンの接種方法だと思います。秋までに全国民分のワクチンが出来上がれば、当然みんながその接種を希望するはずです。

　いつもの季節性のインフルエンザのワクチンは任意に接種するのですが、今回のは新型なのでそうはいかず大勢の人が、医院や病院、診療所を訪れるはずです。

　そこで、袋物職人が思いついたアイデアは、選挙の時の投票所方式です。事前に投票券のような整理券を配り、ある期間、各学校などの講堂などを利用させてもらって一斉に接種するのです。

　このような状況は、その昔小学生が痛い注射のため、泣く子も大勢続出した予防接種の行列を思い出させますが、現在では、痛くない針で使い捨ての注射器ですから、その点今の子供は幸せです。

　それにしても、ワクチンも注射器も途方もない数が必要です。

お祭り日和となりました

　14時現在の東京地方の気温は24.7℃で好天気に恵まれ絶好のお祭り日和となりました。近くの下谷神社、そして神田明神の神田祭とで今日明日は賑わいます。

　この陽気ですと売れるものは決まっています。冷たいお飲物とアイスクリームやかき氷ですが、おとなが好むものは当然良く冷えたビールです。

　暑い夏といえば、よく冷えたビールと連想させるほどビールは飲み物のナンバーワンの地位に登りつめています。

　今年は、暑くなるのも早く、真夏はおそらくうだるような暑さを記録することでしょう。気温が上昇、売上上昇といえば、ビールやさんに間違いなさそうです。