今日はやたら難しいタイトルで取っつきにくい最たるもののようですが、よくよく考えるとこれはなるほどなと思います。弁証法とは、もちろん物を壊したときのお金の支払い方法を解説したものではありません。
ウィキペディアの説明のように。「世界の事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法、法則」とあり、まさにこれさえマスターすれば鬼に金棒のような法則です。
そこにあるのは、正であるテーゼ、その反対命題のアンチテーゼ、そしてそれらを組み合わせた合であるジンテーゼとなり、その2つがアウフヘーベン:止揚(しよう)されて(なんのこっちゃ!)とやたら難しい!
でも、ここであきらめずにくらいつくことが必要です。要は、そこにあるのは対話、問答により生み出される知恵のようなものではないかと思います。
普通の人間生活で生み出される知恵の産出方法がすなわち弁証法のような気がします。それでなくてはそもそも意味のない学問になります。
具体的には、経営や販売の知恵、生活や行動の知恵なども対話すなわち弁証法的な態度でのぞむことが必要だと、袋物職人の古い友人のプラトンが教えてくれました。
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