浅草鳥越の袋物職人の通信局

景気回復を知らせるニュース増えてます

　このところ、外国のニュースではこのように景気回復を知らせるものが増えています。このニュースでは、ドル安傾向が終わり、なおかつ景気回復の先行指標といわれている銅の価格の値上がりを知らせ、世界経済回復の道筋がつきつつあると述べています。

　さらに、香港をはじめ、中国、韓国、インドなどの日本以外のアジア各国では経済成長の勢いが増して来ていることを知らせるニュースもよく見かけます。（外からのニュースを居ながらにして見られる便利なネット時代はほんと有り難いです）

　日本はその昔、アジア経済のけん引役でしたが、今ではけん引される方になりそうな雲行きです。（最初にけん引してもらい、景気回復の助走をつけるのも手です）

　このように、世界経済が回復に向かう中、ひとり取り残されている感のある日本ですが、バブル崩壊から２０年が経ったので、そろそろ重い腰を上げて活躍の出番ではないでしょうか。

アメリカ東海岸では非常事態宣言です

　日本海側では大雪に見舞われ、今日の東京もやたらに冷え込みが厳しくなりました。日本各地で真冬の気候になっています。少し前の長期予測では、今冬は暖冬と発表されていましたが、予測は外れるものと疑ってかかることが正しい態度のようです。

　ところで、日本の冷え込み以上に、アメリカの東海岸では歴史的な大雪に見舞われています。

　ワシントンの２地点で、それぞれ１９６４年１２月１２日と、１９３２年１２月１７日に記録された積雪をすでに上回っており、このことからも降雪の異常さがわかります。

　クリスマスには、雪の上をトナカイに引かれたソリに乗ったサンタさんが定番ですが、ここまで降るとその楽しさも消えてしまいます。

　これから先にも、アメリカのみならず、日本も含めて世界各地で歴史的な何々に見舞われる可能性があります。

　想定外だったと、はやりの言葉で言わないで、想定外の想定も立てておくことが必要な世の中になって来ているのかも知れません。

　「備えあれば憂いなし」という言葉の重みが増してくる時代に入っています。

風景に音楽は似合います

　東京のアナログ９チャンネルは、東京ＭＸテレビというローカル局ですが、平日午後８時３０分から始まる「音楽のある風景」は以前にも書きましたが、なかなか気がきく番組です。

　簡単に言えば番組のねらいは、演歌やポピュラー、クラッシックなどのCDを売るのが目的なのですが、NHKのニュースが始まる８時４５分までの間、最近はちょくちょく見るようになりました。（他はバラエティー番組が多いので）

　ところで、きのうはクラッシックの特集でした。外国各地の美しい風景を流しながら、ＢＧＭ風にクラッシックが流れる合わせ技はなんとも優れた組み合わせです。

　多くのクラッシック曲が、そもそも情景や風景を音楽で表現したそうですからなおさらです。

　思わず、iPodにクラッシックを何曲か入れて、美しい大自然の中で聴いてみたい衝動にとらわれました。

　そういえば、以前iPodを聴きながら朝の街をウォーキングしたとき、音楽が街から流れて来る感覚になりました。

　これと同じように、大自然の中からクラッシックが流れてくる感覚にひたったら、さぞかし心が洗われるに違いありません。

　どうでしょう、これだけ感動を与えてくれる「音楽のある風景」という番組、ただCDを売るのが目的どころか、たいへん気の利いた番組であることがわかります。

１年前の同じ日のブログはこれでした

　手前味噌ですが、過去に書いた自分のブログを読み返して見るのも間違いなくためになります。

　去年の同じ日はどんなことに興味を持って、何を書いたのかをもう一度調べる気になって見てみたらこれはたいへん勉強になることがわかりました。

　ひとつには、知識を再確認して記憶を確実にしてくれることでしょうか。自分で書いたことですから記憶の片隅に必ず残っているわけで、それをまた表舞台に引っ張り出し、その事柄を再強化できるわけです。

　さらにもうひとつは、読み返すことによって間違いを見つけ出し、反省することもできるわけです。

　専門にブログを書いているわけではないので、早指し将棋のように、短い時間の間にブログを書かないとなりません。そんなわけで、誤りは時たま出てしまう可能性もあります。

　まさに日記のように、「ブログは読み返すことと見つけたり！」

　ところで、１年前の同じ日のブログはこれです。

人に道を尋ねるのも必要です

　最新の携帯電話やスマートフォーンでは便利なアプリケーションが使えるようになり、そしてさらにまた進化を遂げている最中です。

　iPhoneアプリやグーグルのアプリ（応用ソフト）を使えば、これらは様々な機能が出揃いつつあり、まさに、手のひらサイズの小型コンピューターであらゆることが出来つつあります。

　特に、音声検索、画像検索など今まで考えられなかったようなサービスがどしどし出てくる世の中となりました。中でも、ナビゲーションなどは大変便利で、知らない街でも道に迷うことがなくなりました。

　そういうわけで、最近は街中で携帯画面に見入り、そんなサービスを盛んに利用していると思われる人を良く見かけます。たぶん、地図アプリなどで場所を探している方かも知れません。機能の大変な便利さが故に、どうしてもそれに頼るようになってしまうのは仕方がありません。

　ですが、物事には必ずマイナスの面が存在するはずです。例えば、英会話のレッスンには必ず「道を尋ねる｝という項目があるくらい、人に道を尋ねるのは重要なコミュニケーション能力のひとつです。

　人が人に道を尋ねる場合、尋ね方も（具体的に伝わりやすく）大切ですが、道を尋ねられた人が上手く行き方を教えるのも難しいものです。

　すなわち、大変便利な携帯電話のナビゲーションが、このような基本的なコミュニケーション能力を培うやりとりを奪ってしまうおそれがあるのです。

　街中で、携帯電話の画面に見入りながら、まさに今すれ違って通り過ぎて行ってしまった人が、探している家の人だった、なんていう歯がゆい場面を想像してしまいます。

こういう説明があると有り難いです

　現在、東京浅草の浅草寺本堂（せんそうじ）は平成の大改装を行っていますが、工事現場の本堂の裏手にこのようなパネルがあったので、下手な写真ですがご紹介します。

　これで見ると、瓦はチタン製のものに変わるようです。耐震性の問題を指摘されていたそうなので、これなら屋根の重量は相当軽減されるはずです。

　大扉も取替えるようで、綺麗になった浅草寺が早く見たいものです。

鳥越神社の柿もこうなりました

　１０月２８日に撮影した鳥越神社（とりこえじんじゃ）の柿がこうなりました。今日は自転車で走ると、手が冷たくなりました。もうそろそろ手袋が必需品です。

　そういえば、１２月１４日はその昔、赤穂浪士が本所松坂町の吉良邸に討ち入った日でした。確か、大雪の日だったとされています。

　それを考えると、現代の気候は確実に温暖化していることが実感としてわかります。一部で地球は寒冷化に向かっていると異論を唱える人がいます。１００年とか２００年とかの長期的視点ならばそういうこともあるかも知れませんが、今後１０年、２０年という短期的な視点では温暖化に向かっていると思いますがいかがでしょうか。

使う方のご要望で生まれました

　携帯電話入れをウエストポシェット風に使いたいとのご要望からお造りしました。

　首提げ式にお持ちになる方も多いですが、長時間に渡り提げ続けると意外に疲れが溜まるとのことでウエストに装着するそうです。

　ところで、一時期、ウエストポシェットが流行したことがありました。海外旅行などには必需品でした。これからはスマートフォーンが必需品になりそうなので、こういう持ち方をされる方はスマートかも！

力石を知ってますか？

東京は神田須田町のお得意先の近くにある柳森神社（やなぎもりじんじゃ）の中にある力石です。以前からお参りがてら気になっていましたので、今日ついにご紹介です。

一抱えもある大きな石は力試しの他に、疫病除けの意味もあったんですね。聞くところでは、江戸時代に伝染病や重い病に罹ると、その多くは祈祷に頼んだそうです。重い伝染病ではもちろんそれで治る見込みはありませんが、当時はそれが頼りだったわけです。

あらためて、今は有り難い時代だと痛感します。

新春浅草歌舞伎「江戸下町職人展」

　今日は、平成２２年の初春に浅草公会堂にて開催される恒例の「新春浅草歌舞伎」の併設にて催される「江戸下町職人展」のお知らせです。（江戸下町職人展は入場無料で、どなた様でもご覧になれます）

　上のスケジュール表にもありますように、新春２日から、江戸すだれの田中さん、江戸銅器の星野さんを皮切りに、26日（火）までの開催です。（1昨年の開店前の様子です）

　開店時間は午前10時から午後5時45分ですが、18日（月）は第1部の公演のみ、11日（月・祝）、19日（火）は第2部の公演のみとなっていますので開店時間が上記スケジュール表の下の欄にありますように通常とは異なります。（表にカーソルを当てて拡大してみて下さい）

　それでは、新春の浅草でお持ち申し上げております。