ハフィントン・ポストに、清水建設が構想する、月にソーラーパネルを設置する「ルナリング」の記事がのっていました。壮大な構想でワクワクするのですが、近未来を見渡すと、もうすでに手近に将来のエネルギー事情を明るくする出来事が始まっています。
まずその1つが、IHIの推進する藻から油を造り出す夢のようなお話です。将来の日本が資源産出国になるのではないかと言われるくらいの素晴らしい技術が水面下で着々と進んでいるのです。
さらに、もう1つが燃料電池です。これは燃料の水素さえ切らさなければずっと発電し続けてくれる優れものです。
先ごろ東京モーターショーでも紹介されたトヨタの燃料電池車もこの技術を利用した究極のエコカーと言われています。その上、家庭用の発電所の役割も果たしてくれるのではないかとも言われています。それも2015年には発売されるのですから、なお驚きです。
また、燃料電池を大がかりなものにすれば、当然発電所にもなってくれるわけですから、これら2つの事柄からだけでも将来のエネルギー事情は明るいと思います。
その他に、当然ながら太陽光発電、風力発電など、さらにはメタンハイドレートなど、技術が進み、コストダウンを図ることが出来ればますます手近で便利なエネルギーになってくれるはずです。
一昔前に、「そんなこと無理だよ」と言われていたことが技術革新で可能になってきました。それと同じように、今現在「そんなこと無理だよ」と言われていることが将来可能になるはずです。技術の進歩が今日で止まることなんて、地球の自転が止まることがないようにあり得ないことだと思います。
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