囲碁将棋由来のことわざに「下手な考え休むに似たり」というのがあります。これは下手な人がいくら長時間考えても、いい考えが浮かばないことを皮肉ったものですが、これを少々拡大解釈していいことわざを考え出してみました。
それはタイトルの「下手な考えどんどん出そう」です。「下手な考え休むに似たり」などということわざはたいへんネガティブなもので、こうしたことわざが頭の片隅にあるから日本人は会議などで発言しない人が多いのではとかんぐってしまいます。
数々の発明をした、かの有名なエジソンは発明にたどりつくまで数え切れないほどの失敗を繰り返しています。おそらくその過程では、からかい、皮肉もあったかも知れません。ですが、あきらめず、たゆまぬ研究をしたので成果を享受できたのではないでしょうか。
本田技研の創業者、故本田宗一郎氏は「やってみもせんで!」というのが口癖だったそうです。とにかく、やってみる。とにかく考えが浮かんだら実際に試してみる。とにかく、行って見る。
からかい、皮肉なんかお構いなし、どんどん考えを出して、実際試してみる。「下手な考えどんどん出そう」いかがでしょうか?
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