このところの原油安は一時期の半値に迫る勢いの1バレル55ドル台で推移しています。
巷のガソリン価格に目をやれば東京の激戦区のスタンドではすでにレギュラー1リットル133円台と大幅に低下しています。
原油価格の低下がガソリン価格に反映されるのは少し先のようですから、来年初頭にはさらなる価格引き下げも考えられ、レギュラー1リットル120円台も十分あリ得ます。
ところで、ガソリン価格の低下は直接に庶民のふところを温めるので景気の上昇が起こりそうです。例えば仮に、1リットル170円の時に100リットル満タンで17,000円だったものが、120円なら5,000円浮く計算になります。一回ごとにこれですから、定率減税なんかよりはるかに効果絶大です。
加えて、この寒い時期タイムリーにも灯油価格も当然引き下がります。さらに、東京電力も来年2月に料金引き下げを打ち出しています。
資源のない日本は常に石油の価格で左右されて来ましたが、今回はどうやらいい方向に左右されそうです。
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