浅草鳥越の袋物職人の通信局

過去の記事を閲覧するのは価値あります

お正月は駆け足で過ぎ去り、もうあしたから２月になります。節分を過ぎれば今度はひな祭り、と月日はどんどんめぐって行きます。ほんとこのはやさには圧倒されますが、なんとか対応していかないといけません。

ところで、若い方は経験ないかも知れませんが、その昔、皆さんせっせと新聞の切り抜きなる情報収集をしていたのをご存知でしょうか。

気になった記事を切り取り、貼り付け整理してファイルを作り、各種情報の変化を察知しようと骨を折っていました。今では超アナログな情報収集方法でしょうが、労力に比例してそれなりに効果の上がったこともあったと思います。

さて、時代は流れ、インターネットというあらゆる面に革命をおこしつつある怪物が登場して以来、そんな超アナログな情報収集に変わり、記事や情報をクラウドに無料でいくらでも保存して後に閲覧することが出来るようになりました。また、検索を使えば、関連するかつての記事、情報も簡単に閲覧することが出来ます。

そして、個人的に意外に重要だと思うのが、５年とか１０年とか前の過去の記事を閲覧することです。なぜかと言えば、各種研究などは発表されてから現実のものになるのにおおよそ５年から１０年を１つのサイクルとしているのではないかと思われるからです。もちろんもっと長いスパンのものもあるでしょうがだいたいそのあたりだと思っています。

そうすると、これこれはそろそろ研究などにめどが付いてくる頃かなとか、実用化が近いかなとか考えることが出来るでしょう。さらには、過去の識者の展望などです。５年前、１０年前に述べていたことの当たり外れでその識者の信頼度がぐっと上がることでしょう。そうして、注目の識者を選んでファンになることもあるでしょう。

実は、昔の新聞の切り抜き情報収集法は、デジタルに形を変えて脈々と続いているすばらしい方法だったようです。それも簡単に！です。

 

 

 

 

家紋入れ合財袋礼装用に特化してみました。

 

黒の牛革ヌバック合財袋（大）に同色の黒でシルク印刷家紋入れを施しました。画像では光線お加減で青みがかって見えてしまっておりますが、実際は黒で光の当て方次第で目立たない向きもあり、なかなか味わいがあります。

礼装、フォーマル用を意識いたしましたので、紐はもちろん、紐通しのコキとそれを留める釘、それと中の綿の袋もすべて黒にて統一してあります。

また、お香典を入れる袋を入れても十分な深さがあり、上部を紐でしぼっても中に入れたお香典の袋が折れる心配がありません。

なお、お入れする家紋は直径約９．５センチで統一させていただいておりますので、この家紋シルク印刷シリーズに限りましては家紋製版代を一律７，０００円（税抜き価格、これに本体の袋物代が加わります）の特別価格なのでお得です。また、追加で背面にもお名入れすることが可能です。

Wi-Fiエリア構築が容易になるのでは

最近、日本を訪れる外国人の観光客が円安やビザの緩和などもあり増加の一途をたどっているのはご存知のことかと思います。街角で外国人を観察すると、地図を広げる人や道を尋ねる人、道端にある地図や案内板を覗き込む人など、様々ですが、主たる目的は街の案内であるのは観光客だけに当然のことです。

来日した観光客の人たちの不満の多くが、日本国内のWi-Fi（無線LAN）の不備であるのは多くの調査などで実証済みです。

そんな中、先ごろシャープから発表された無線バックホール方式のWi-Fiはそんな外国人の不満をたちどころに解消してくれる方法を提示してくれそうです。

今から数年前、台東区の提案箱に区内の公園すべてにWi-Fiをと意見を出しましたが、そのような計画はありませんとの回答をいただいたことがあります。提案の時期も早かったのかも知れませんが、かえって今では大き目の交差点ごとにWi-Fiスポットを設置したらどうかとの持論に変わってきました。

そんな矢先にシャープからの新たな装置の発表を知り、これなら大小の交差点から交差点をつなぐ街路、はたまた商店街などを一気にWi-Fiエリア化出来るのではないかと膝を打ちました。

街歩きで、交差点から交差点を移動している間は常にWi-Fiエリアですし、商店街もそっくりWi-Fiエリアに早変わり！。これならきっと外国人の観光客の方々もご満足なのではないでしょうか。ほんと、目の付けどころがシャープですね！

スマートフォンやタブレットの画面拭きに

とかくスマートフォンやタブレットの画面の油汚れのくもりは気になるものです。そんな時この自然素材の鹿革は威力を発揮します。昔からセーム革と言われ大型の革は自動車の窓ガラスを拭くのによく使われて来ました。水を含ませてもＯＫです。

小さい方の15センチ角のものは、本来めがね拭きとして使われていたものですから画面拭きにも持ってこいです。ひと拭きできれいな画面になります。

19.5センチ角の大きい方はより大型の画面拭きに向いていて、ともに汚れたら石鹸でやさしく手洗いＯＫです。

目立たないお名入れ、紋入れの合財袋つくりました。

お客様からの目立たないお名入れや紋入れのご要望から研究し開発いたしました。画像は、牛革のヌバックのこげ茶色に同系色にて丸に横木瓜の家紋を入れてみました。画像では家紋の入り具合いの微妙な点が表現出来ておりませんが、実際ご覧いただければ納得していただけるものと思います。

次回、さらに黒の革で、黒のコキ、紐も黒で家紋をお入れする仏事専用のフォーマルタイプをご披露する予定ですので乞うご期待下さい！

 

牛革ワニ型押し迷彩柄合財袋つくりました。

良質の牛革に迷彩柄の彩色を施し、さらにワニ型押しをアレンジした素材で合財袋(合切袋)をつくりました。

紐通しのコキ、ループエンドも同系色でまとめてます。中のつくりは片面にファスナーポケット、反対側にスマートフォンの入るポケットを付けてあります。価格などは藤井袋物ホームページに載せてありますので、そちらをご参照頂ければ幸いです。

新しい年が動き出しました。

おとそ気分もつかの間、はや新年が動き始めました。藤井袋物も気持ちも新たにさっそくの仕事始めです。今年の新製品のアイデア、構想もいくつかあるので、注文品や１０日から１４日まで出展する浅草公会堂での江戸職人展が一段落したら製作にかかり、順次ブログやホームページでご紹介していきたいと思います。

また、フェイスブックの個人のページではない藤井袋物のページがあるのでそちらにもご紹介させていただき、少々投稿がおろそかになっている点を改善していきたいと思っております。こちらは、しばらく投稿をしないとフェイスブックの方から催促されるので有り難い面があります。フェイスブック藤井袋物に「いいね！」をしてくださる方も多くいらっしゃるので励みになり、おろそかにしていられません。新たな投稿、もう少々お待ちください。

さて、今年も昨年以上に頑張って仕事しますのでよろしくお願い申し上げます。

 

平成27年 ２０１５年は良い年でありますように

明けましておめでとうございます。新しい年、平成27年　２０１５年を迎えました。今年は良い年となる予感が強くします。皆様方のご多幸をお祈り申し上げます。

さて、自分も含めて銭湯好きの方にとってはお待ちかねの朝風呂があすの２日のみの８時から１２時まで楽しめます。お正月早々身も心も洗い清められそうで楽しみの１つです。良い年のスタートは明日の朝風呂から始まります。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。