ここ100年ほど、ほとんどの主要産品の値段は緩やかに下落してきた。だがこのトレンドは永久に終わりを告げたと、グランサムは考えている。今後は、人類は減少一方の資源を奪い合い、価格は暴騰する。 グランサムの考えでは、地球が養える人間の数は約15億人だが、地球上には現在70億人が存在する(さらに100億〜120億人に増加するといわれている)。人類の歴史を振り返ると、地球上の人口が増え過ぎると食料不足によってその数は「制御」されてきた。制御が効かなかった最近の200年はむしろ例外だ。グランサムは、かつての人口減少圧力がまた働き始めると指摘している。
そうであって欲しくないのはやまやまですが、考えられることです。世界的な資源エネルギー、食品価格の高騰は避けられないでしょう。
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