籠目文様の鹿革の提げ袋です。ショルダーの小さめのものといったところでしょうか。大きさはたて12cm、よこ21cm程度のものです。
籠目文様は魔よけの柄と言われています。その昔、玄関先に竹の棒か何かで、目籠を立てておいたそうでうす。夜になると、鬼が家にやってきます。玄関先に鬼が立ち、まさに家に入ろうとすると、竹の目籠が目に入ります。そして籠目を数え始めるんだそうです。ひとつ、ふたつ、みっつと、しばらくいくと、あれあれどこまで数えたんだっけなー、となります。
たぶん、同じことを何度か繰り返すんでしょうか。そのうちのに、空が白み始めて夜が明けてしまい、鬼が去っていってしまうそうです。昔からの、文様や柄、模様にはさまざまな意味が込められていて、興味津々です。
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