統計的に昨年の2015年は世界的に史上最も暑い年だったようですが、その記録を今年2016年に塗り替えてしまいそうな雲行きです。
エルニーニョ現象やラニーニャ現象が原因とされていますが、その背後には地球温暖化の影響が見え隠れしています。
日本で先ごろ発表された各地の二酸化炭素濃度も400ppmを超えいるのが観測され、このままでは10年後に地球の平均気温上昇を2℃以内に抑えるリミットの420ppmを超えた危険な状態になってしまうようです。
そうして、このまま放置すれば人類の住めないか、もしくはたいへん住みにくい地球に今世紀中になってしまいます。
それはなんとしても避けなければいけないので早急に対策を打ち出していかないとなりません。
そのために頼りになるのはテクノロジー、科学技術だと思います。例えば、近い将来登場が予想される人工光合成などは二酸化炭素を原料に化学物質を作り出せる夢の技術です。とかく嫌われものの二酸化炭素を有効に利用出来れば、大気中に放たれたそれが魔法の原料になるのではないでしょうか。
自然エネルギー、再生可能エネルギーの活用も当然ですが、新たに登場してくるテクノロジーに期待をかけてこの人類史上最大の危機を乗り切って行くべきかと思います。
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