浅草小島町界隈は、ほぼ30度の暑い一日でした。いくらなんでも、もう暑さともお別れのようです。昼食に、ときどき行くお店のお気に入りの冷やし中華そばを食べました。店主さんが、九月いっぱいで冷やしはやめようと思っていたところ、昨日今日の暑さで思いとどまり、メニューとしてまだあったようです。今年はもう食べ納めです。
下の写真は鹿革に名入れをした、合財袋(合切袋)です。柄はトンボです。トンボは「勝ち虫」と別に言われています。前にしか進まず、前進あるのみの、積極果敢な精神の持ち主のようです。ですが、飛んでいるところをよく観察すると、下がりはしませんが、一瞬引き気味に止まっているようにするときがあります。さすが、引くところを心得ている、つわものです。
拍子木を模した札の右側に鳥越と入れてあります。浅草小島町はかの有名な鳥越神社の氏子町会です。毎年6月の、9日に近い日曜日に「鳥越のお化け神輿」といわれる、本社神輿が氏子18ヵ町を練り歩きます。圧巻は、火を灯した弓張り提灯をお神輿の周囲に飾りつけ、高張り提灯や、丸提灯の長い行列とともに、本社神輿が宮入りするところです。「鳥越の夜祭り」とも言われています。
お祭りが終わって次の日に、もう来年のお祭りの話しを始める、超お祭好きが多くいらっしゃるこの界隈(私もです)、暮れへ向かって徐々にお祭りモードが高まっていきます。年が変わったら大変です。
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