鹿革の合財袋(合切袋 がっさいぶくろ)製作中です。この後、口回りを縫製して、「こき」という紐通しを取り付けて、紐を通して出来上がりです。このあとの作業は新潟三越での「江戸職人技くらべ」の実演で行い、完成させます。中には、ファスナーポケットと携帯電話を入れるポケットが付いています。
4月から、携帯電話で地上波デジタルのテレビ放送が見られるようになります。そうなると、中ポケットの名称も携帯テレビ入れになりそうです。袋物は中に入れるものによって、また新たな工夫が必要です。
「袋物は世につれ、世は袋物につれ」というところでしょうか。おあとがよろしいようで。
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