浅草鳥越の袋物職人の通信局

ためになる本

　浅草のお得意先への納品の帰り、浅草ROXのLIBRO（リブロ）という本屋さんへ寄りました。ある本を、他の書店でもちらっと見て知っていたのですが、思い切って買ってみました。

　本のタイトルは「グーグル完全活用本」　創藝舎　三笠書房です。

　さっそく、内容を読み出したところ、今まで知らなかった検索方法に関することがいろいろ書かれています。なるほどと思ったり、こんなことも出来るんだと、驚きの連続です。検索方法に関することは、グーグルのサイトなどで紹介されていたんだと思いますが、知らなかったこちらがいけなかったのでしょう。

　それにしてもこの本、６００円の文庫本にしてはたいへん価値ある一冊です。検索通、検索上手は、これからの仕事、勉強を手助けしてくれるたいへん良い知識、技術です。これからしっかり読んで研究します。おすすめです。

見やすいサイト構成は

　当店のブログの表示は、左側にサイドバーを置くタイプにしています。そこでちょっと思いついたのですが、このサイドバーを右側にしたら見やすく、使いやすくなるのではと考えました。

　そこで、様々なニュースのサイトを見たところ、多くは左側に記事や写真、右側のサイドバーには広告がありました。（ざっと見た限りの感想です）

　おそらく、記事が中心でしょうから、やはり見やすいのはサイドバーを右側に置くタイプになりそうです。（結論が早い）そして、右利きの人にとっては、右側に広告が置いてあると、なんとなくクリックしやすいような気がしてきます。

　こういうことを、科学的に研究して、見やすく使いやすく効果のあるサイトを検討している方々がいるのではと思ったりします。

　近い将来、浅草小島町の袋物職人の通信局は右サイドバーになるかも知れません。

役に立つ蚊

　自治医科大学の先生が、難病の抗原を持つ蚊を作ることに成功したそうです。(日経産業新聞より）この蚊に刺されるとその病気に対して免疫になる（抗体ができる）そうです。

• 抗原・・・・・体内で抗体の形成を促す物質。たんぱく質、細菌など。
• 抗体・・・・・病原体に侵された体内で、それに抵抗して生じ、再度の発病を防ぐ物質。免疫体。（新明解国語辞典より）

　お金がなく、薬やワクチンが手に入りにくい国々でも、この蚊を繁殖させて刺してもらうことで、病気の蔓延が防げるようになるそうです。今まで、嫌われ者だった蚊を、好かれ者に変身させてしまうすごい技術に驚かされました。

　みんなで嫌っていたものや、不要のものだと何気なく捨てていたものなどにもう一度考えを向ける気にさせられる、いい記事でした。

　その昔、ランボルギーニ・カウンタック、フェラーリ・ディノ、ポルシェ９３０ターボなどのスーパーカーが流行りました。さしずめこの蚊は・・・この先言いません。浅草小島町の袋物職人の通信局がお届けしました。　　　　　　　　　

失せ物探し方テクニック

　今日の日差しは初夏を思わせる暖かさでした。方々で、木々のつぼみもふくらみはじめ、この調子が続いたら桜が咲くかもしれません。まさか、花見が３月中旬というわけにはまだいかないですね。１０年もすると、東京の桜の花見は３月が普通になりそうです。（大胆な仮説です）

　タイトルの失くした物の探し方ですが、藤井袋物店主もよく探し物をするので、その経験上から出てきたものです。

1. 　まずは、重ね置きです。置いてあった物の上に違う物を乗せることによって発生する失せ物です。非常に単純ですが、忙しくしているとついついこの罠にはまります。
2. しまい忘れです。物をしまった時は、よしここだぞと思いつつも時間の経過とともに忘れてしまうことより発生する失せ物です。
3. 模様がえです。ミシンに掛けてあった布を違うミシンに掛けたために、そこに置いてあった物を隠してしまったことにより発生した失せ物です。

　以上、これら３点の原因を究明することにより、今後失せ物が発生した際の捜索テクニックが生まれてくるかと思います。まだこれ以外の原因から発生する失せ物があると思いますが、今後の研究と皆様方のご意見も必要かと思います。（外で物を落とした時や忘れ物は、もよりの交番または警察署へどうぞ）

　「物は必ず決まったところへ置け」は、確かベンジャミン・フランクリンの言葉だったと記憶しています。（調べた方がいいかも知れません。必ず裏を取ってください。）

未来の検索方法

　インターネットに検索する技術がついていなかったら、これほど短期間で世界中にネットが浸透しなかったのではと思います。どこになにがあるかを検索語句を入れるだけで、それに関連する物事が出てきます。ちょっと長めの文章スタイルの語句を入れると相手にされないときがあります。

　ちょっと、まったく適当に今実験して見ました。｢納豆好きなおじさん」では検索できませんでしたが、｢車好きなおじさん」では検索できました。納豆好きのおじさんも、車好きのおじさんも世の中に実在するわけですが、インターネット上ではまだ納豆好きのおじさんは登場していないことになります。

　これから、どんどんネットが進化していくと、このような絞り込んだ文章スタイルの検索語句で何かを引き当てることが出来るようになると思います。

　また、ブログがこれから増えるに従い、検索語句にスペースをあけてプラスブログとするのが多くなるのではと思います。例えば、｢浅草　ブログ」や「職人　ブログ」のようにです。「浅草」や｢職人」のみですと、範囲が広すぎて途方も無いことになりますが、こういう検索方法ならば、目指す相手を探す手早い手立てになると思います。

　浅草小島町の袋物職人の「未来の検索方法」の講義を終了いたします。

携帯電話無料交換

　今日は春一番が吹いたそうで、暖かい一日でした。寒いのが苦手なので、暖かいのは歓迎です。

　昼頃、携帯電話F901iCを使用して、通話が終わったとたん画面が真っ暗で、うんともすんとも言わなくなりました。念のため、充電し直したのですがやはり同じ状態です。昨年暮れに取り替えたばかりの電話機ですから、まさかと思いました。早速、保証書を持ってドコモショップへ修理に持ち込みました。

　原因は、液晶画面のバックライト切れでした。画面が暗いだけで、通話は出来る状態でした。なんと、使っているパソコンの液晶モニターの上方のバックライトも切れている最中ですから、偶然です。もちろんこちらは、薄暗いだけですんでますが。

　携帯のほうは、同一機種があったので、無料交換となりました。前の機種の在庫がまだあるんです。在庫が無くなれば、無償交換できなくなります。どうするんでしょうか？

街頭テレビ

　台東区立下町伝統工芸館（ギャラリー匠）での袋物手作り教室も何とか無事に終了いたしました。最初、持ち込んだポータブルの工業用ミシンの糸調子が出ずに冷や冷やしましたが、何とか調整してうまくいきました。ついこの間使用したときは調子よく、そのままの状態とおもいきや、何かの加減で糸調整のねじボタンのところが動いたのかもしれません。やはり、かける前の試運転は必要です。ピッグスエードの巾着袋と、牛革携帯電話ストラップで、１１名の受講者の方に満足して頂けたでしょうか。

　終了後、ギャラリー匠の帰り道、六区ブロードウェイ（最近はかっこいい名称で呼ばれているようです）に人だかりがありました。近づくとなんと街頭テレビでした。液晶大画面（プラズマかもしれません）のテレビで競馬中継です。街頭テレビの言葉と状態が東京は浅草で脈々と生き続けていたとは驚きでした。

　調べてみました。１９５３年２月１日にNHKが、同じ年の８月２８日に民放の日本テレビが相次いでテレビ放送をスタート。当時のテレビはとんでもなく高い理由から、日本テレビが街頭テレビでテレビ放送の啓蒙を図ったそうです。日本テレビの｢プロ野球巨人ー阪神戦」、「プロボクシング白井義男戦」、１９５４年２月には、NHKの｢プロレス力道山、木村政彦ーシャープ兄弟」が放送されたそうです。写真で、街頭テレビに見入る大勢の人を見ますと、いかにこの技術が時代を変えたのかがわかります。今では、なくてはならないテレビとなりました。４月から携帯電話で見られるようになるんですからすごいもんです。

手作り教室準備完了

　明日、台東区立下町伝統工芸館（ギャラリー匠）で行われる袋物手作り教室用の材料、道具類の準備が完了しました。

　材料の革、ひも、糊をつけるときに使う竹べら、ビニールの容器に小分けしたサイビノール(接着剤）などです。袋物関係の人で、サイビノールの名前を知らない人はいないくらい有名な接着剤です。また、巾着袋に通すひもはレーヨン製です。このひもの両端にサイビノールをちょっとつけて、ほつれないように糊固めします。当店技術部門（店主兼任）が開発した、隠れた裏技です。

　それではあした一日、ギャラリー匠で頑張ります。

袋物手作り教室

　３月５日(日）は、台東区江戸下町伝統工芸館で袋物の手作り教室があり、僭越ながらその講師を務めさせていただきます。

　今日の午前中はそれに必要なひもや金具類を買いに回りました。前から決まっているのに、どういうわけか間際になってしまいます。週休二日制の浸透で今日を逃しますと、たいへんなことになります。明日土曜日は、材料を売るお店のほとんどが日曜日のごとく無情にもお休みです。

　明日は、静まり返る浅草小島町でその準備に励みます。

ブログ三か条

　僭越ながら、自分なりにブログ三か条を考えてみました。

1. 　少しでも、人のお役に立つブログ製作を心がけること。
2. 　ブログ内にある内容に何が書かれているのかを分かりやすく提示出来るようにすること。
3. 　常に新しい技術に目を向け、ブログサイトが活動的で生き生きとしたものに出来るよう、向上心、研究心に努めること。

　三番目はちょっとだいそれていますが、あくまで目標ですので、ご勘弁を。

またこの条項は、項目が将来増えるかもしれませんし、更新されることもありますのでご了承下さい。浅草小島町の袋物職人の通信局でした。