浅草鳥越の袋物職人の通信局

千貫神輿完成

　今日は朝から晴れて、すがすがしいお天気です。きのうから取材してまいりました千貫神輿が完成いたしました。正確に言えば、今日の夜遅くに境内を真っ暗にして、白装束の神官がみたま入れの儀式を行った後が本当の完成です。ですからこれは、組みあがったというべきでしょうか。

　明朝、６時５０分宮出しされ、氏子各町会（２２町会）を練り歩きます。

千貫神輿その３

　午後８時４０分ころの進行状況です。そろそろ形がついてきました。あとは太い化粧綱をつけ、鈴などをつけて完成です。それは明日のお楽しみにしておきます。作業をしている、仕事師の人を見ればこのお神輿、たいへん大きいです。鳥越のお化け神輿と呼ばれている理由がわかります。明日は、天気が良く暑くなりそうです。

千貫神輿その２

　

　午後７時３０分ころの様子です。担ぎ棒を取り付けているところです。大きな木槌を巧みに使い、担ぎ棒が重なり合うところ締め上げていきます。長時間の渡御（とぎょ）に耐えられるように、木槌で縄をたたいて締めながらの作業です。仕事師の腕の見せ所です。

千貫神輿その１

　午後１時２０分ころに撮影した鳥越神社の本社神輿です。このあと夕方から組上げます。さてそれはのちほどのお楽しみです。

お祭りモード

　明日から鳥越神社のお祭りが始まります。地元のお祭り大好きの人たち（袋物職人もその一人です）はもうすでにお祭りモードに突入しています。なんとなく、そわそわしてきます。

　明日は、あちこちの町会で、お神輿や山車、神酒所（みきしょ）の準備が始まります。神社では、名物の本社神輿（通称　千貫神輿　せんがんみこし）の準備も始まります。とび職（仕事師と言う人もいます）の人たちが本社神輿を担げる状態に組上げるのですが、なかなかの見ごたえで、毎年かかさず見に行っています。

　ブログの登場で、このあり様を写真入りでご紹介出来そうです。仕事の合間に抜け出して、取材に行こうと思ってます。インスタントブログ記者が活躍します。乞うご期待下さい。

伝統工芸品オークションのお知らせ

　年末からお正月にかけて、「台東区立江戸下町伝統工芸館」（通称　ギャラリー匠）で行われました伝統工芸品のオークションが装いも新たに下記の日程にて開催されます。

1. 　入札期間　　　平成１８年７月２１日（金）～８月２１日（月）
2. 　入札結果　　　８月下旬～９月上旬ころ
3. 　お引渡し　　　９月８日～１０日ころ

　前回のオークションでは、当店が出品いたしました合財袋（がっさいふくろ）が好評でした。今回も趣向を凝らして何点か出品いたします。

　このオークションも回を重ねるごとに、好評度が増してきております。様々な職人さんの手作り作品で、内容が充実しているからかと思います。また、開催が近づきましたら詳しい内容をご案内いたしますので、ご期待下さい。

もうすぐ鳥越祭り

　少し前から雨が降ってきました、浅草小島町界隈です。この時期どうしても雨降りが気になってきます。

　なぜかといいますと、鳥越神社のお祭りが間近に迫ってきたからです。鳥越神社の例大祭の時期はちょうどこのあたりが梅雨に入るときに行われます。五穀豊穣には、適度な雨が必要です。それを祈願してお祭りが行われて来たのかもしれません。

　ですが、やはり雨が気になります。この時期この地域のお祭り好きの人たちの話題は必ずお天気が入ります。そして、打ち合わせが多くなります。打ち合わせの打ち合わせと際限がありません。

駐車監視員

　午前中、厩橋（隅田川に架かる橋）近くの紐やさんからの自転車での帰り道、春日通り沿いで初めて、現物の駐車監視員さん２名と遭遇いたしました。テレビで見たのと同じ制服でした。（当たり前です）近くでもうすでに、取締りが始まっているのを実感しました。

　上述のように、映像を通して見知っていたものを現実で見ると、ある種の感動を覚えることは多いと思います。

　テレビでよく見ている、歌手の人や、役者さんの現物と遭遇すると感激したりします。また、自分が以前訪れた場所などがテレビで紹介されたりすると、これまた興味津々で見入ってしまったりします。

　映像が現物の裏付けになり、そして現物も映像の裏付けになる相互の関係が存在しているような気がします。

　将来は映像の力を利用したブログ構築を目指して行きたいと思っています。ブログの進化はどんどん進みます。

　毎日飲んでるブログ錠の効き目は着実です。残念ながらお近くの薬局では販売しておりません。

　

　

ハイジア最終日

　ハイジアの最終日は、片付けがある関係上、午後４時に閉場し、先ほど提灯の恩田さんの車に荷物ともども乗せていただき、店へ帰ってきました。お世話様でした。撤収の忙しさのあと、片付け終わるといつものことながらほっとします。久々の催事なのでよけいにそう思いました。

　本日は日曜日とは言うものの、お客様の入りは少なめでした。歌舞伎町界隈がにぎやかなのは、金、土の週末のようです。

　お楽しみの昼食は昨年出展していたときも入った「中華民俗村」とかいう中華店でした。どういうわけか、値段が８８８円の特製手打ちラーメンを、ご一緒した、提灯の恩田さん、打ち刃物の大河原さんとで注文しました。

　お味のほうは、・・・・・甲乙つけがたく、まず近所のラーメンやさんでは味わえない特別なものでした。一緒に入っている葉物の香気が強く、苦手な人も多そうです。帰りがけに店員さんに（たぶん中国の人）に聞いたところ、ねぎと言われました。香気だだよう、謎のねぎでした。

ハイジア４日目

　暑さから、一転して涼しい日になりました。きのうは半そで、きょうは長そでと、着るものが定まらない時期です。実質は梅雨入りしてそうな雰囲気ですが、権威のあるところの発表はまだです。

　くもり勝ちの天気のせいか、お客様の入りはきのうに比べてやや少なかったようです。おとなりの大久保病院に来られた方にお買い上げいただくことも多いのですが、土、日は外来休診とかで、その辺はいたしかたありません。

　きのうお伝えしたように昼食は予定通り、韓国のお店で石焼ビビンバにしました。６種類の前菜付きで、ボリュームたっぷりのビビンバで７５０円です。それと、店内のテレビは韓国の放送でした。受信しているんでしょうか、それともビデオなんでしょうかよくわかりませんが、ちょっと韓国へいったような雰囲気になりました。

　あしたは、最終日です。頑張ります。