タイトルは「飼い犬に手をかまれる」ということわざからの引用です。意味は、世話をしてやった相手にそむかれて害をうけることだそうです。(新明解国語辞典 三省堂より)もちろん、飼い犬以外にかまれてもご用心です。
理由は、狂犬病という恐ろしい病気が、外国で感染したとはいえ、日本国内で続けて2例発生したからです。現在は日本ではあまり知られていませんが、全世界では年間約55,000人もなくなっており、とくに中国では最近のペットブームでここのところ激増しているようです。ウィキペディアのこの項目を参照してください。詳しく出ています。
発病すると、水を恐れる特有の症状があって、別名 恐水病(ハイドロホビア)といわれています。外国でかまれたらもちろんですが、飼い犬に手をかまれ、なおかつ万一その犬が狂犬病の予防接種を受けていない場合には、その犬の狂犬病チェックを実施しないといけない時代になったようです。もし万が一にも狂犬病だったら、発病しない潜伏期間中に直ちに処置を受けなければなりません。
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