仕事の材料手配の帰り道、浅草ROX(ロックス)の4階の書店に立ち寄り、立ち読みしていたところ、IT関連の本でこんな記述に出会いました。
「インターネット上にある情報は、すでに知られた情報で、B級の情報である」とかいうような内容でした。たぶん、主要なサイトに載っている事柄を指してのことだと思います。でもそれをいうと、朝刊に載っている情報もすでに知られたもので、B級になってしまいます。
確かに、みんなが知っている情報ということには間違いありません。だからといってそれらがB級の情報かどうかは、受け手によりけりです。それを受け取る側や特に探している側にとっては情報の重要度がだいぶ異なってきます。
それと、「ここを掘れば黄金が出てきますよ」なんていう情報があるわけありません。あったとしたら、まず疑ってかかるのが先です。
情報収集の方法としてまず第一に必要なのことは、「知りたいことはなにか」ということにつきると思います。「求めよ、さらば与えられん!」です。
その上で、ネットの検索、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などで関連すると思われる情報を集めることが大切です。断片の情報でも、つなぎ合わせていくうちに、ちょうどジグソーパズルが完成に近づいていくかのごとくある傾向が見えてくるのではないでしょうか。
こうしてできた情報は、きっとA級の情報と言えるのではないでしょうか。「はいこれA級情報です」なんて簡単に出てきません。
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