暑さも一段落で、暗くなるのが早くなりました。「秋の日はつるべ落とし」といわれます。つるべ:井戸の水をくむために、縄をつけておろすおけ(新明解国語辞典 三省堂より)です。
今では、井戸の水を汲み上げるありさまは、時代劇のワンシーンの井戸端会議くらいでしかお目にかかれません。
従いまして、袋物職人も「つるべ落とし」の場面を実際には見たことがありません。ですが、おけがするすると落ちていくのをだいたい想像することはできます。何回か見たテレビとかの映像をつなぎ合わせて、イメージを浮かべます。
誰でも持っている能力ですが、すごい能力だと思います。こういうイメージを浮かべることをつねひごろから訓練していると、その能力に磨きがかかり右脳の働きがよくなりそうです。
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