パソコンでの検索は、今さら言うまでもなく、便利なもので大発明だと思います。物事を探している人が、検索を使えば100%とは言えないまでも、かなりの確度でそれらに出会えます。
市場の細分化が進んだ現在の状況では、ますます検索の重要度が増してくるに違いありません。
今日の日経ネットのニュースで、「感性検索」なるものが出ていました。どうやら、キーワードが思い浮かばなくても検索が出来るような、仕組みの考案のようです。袋物職人もこの行きかたに賛成です。
例えば、当店では合切袋(合財袋)を取り扱っております。「がっさいぶくろ」と読みますが、まず普通の方にとってはなじみのない名称です。きっと、この言葉が思い浮かばないときには、「革の提げ袋」とか、「手で提げる革の袋」とか、「提げる袋」とかの、動詞まざりの名称を口ずさむでしょう。
そこで将来、検索エンジンが高度化して、人工知能のような働きを携えてくれれば、上述の動詞まざりの名称から、合切袋へたどり着けるようになるかも知れません。
「手で提げる革の袋」と声でパソコンに問いかけると、「はい、こちらが藤井袋物の合切袋です。ご主人様」と応答してくれます。まさに、アラジンと魔法のランプの世界です。
「人が想像できることは、必ず実現できる」ジュール・ベルヌ。でしたっけ・・・・・
直行兄さんこんにちは、先日は某水掛け祭りで偶然会いびっくりしました。それにしても中学生の頃から神輿をかついでいたとは、下谷・鳥越あたりの人たちはさすがですね。ところで、確かに合切(合財)袋と言う人は少なくて、巾着などと呼ぶ人が多いですね。そこであたしは、これは合切袋で、紐をとめてあるこの部品をこきというのだよなどと教えてやります。すべて受け売りなんですがね(^^ゞ また近いうちに寄らせていただきます。
投稿情報: 大島の不二ゐ | 2007-08-21 18:23