原油がバレルあたり90ドルを越えました。投機的な要素が多いとかいわれていますが、そればかりでもなさそうです。状況次第で、100ドルを越えてしまうような怖い予測もあります。
1973年(昭和48年)、今から約34年前に石油危機(オイルショック)が訪れました。トイレットペーパーや洗剤がなくなると噂され、どこの家でも行列して買いだめに走りました。確か、その当時うちでも、買い置きの洗剤がいつまでも在庫で残っていたように記憶しています。(その当時袋物職人は高校生でした)
そして34年後の現在、原油の価格はその当時よりもさらに高騰しています。先ほどのニュースで、トイレットペーパーが、夏に引き続いて2度目の値上げになるようです。
車に必要なガソリンは、原油価格が上がればすぐに反応して値上がりします。原油を使う工業製品も当然上がります。
少し前までは、デフレ、デフレ、100年続くデフレと評論家の方々が申していましたが、変われば変わるものです。もう、インフレの始まりのようです。景気がいいとは名ばかりなのに、物価が上昇してしまうのは一大事です。
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