本日発明いたしました特製の台箱三段重ねです。(台箱「だいばこ」は袋物職人には欠かせない必需品の作業台です)その昔は、一番上の台箱を畳じきの仕事場に置き、座布団を引いてあぐらをかいて仕事をしていました。
ところが、だいぶ前から、職人展などの催事以外は台箱であぐらをかいて仕事することはあまりしなくなりました。ウエイトオーバーの関係でしょう、長時間のあぐら姿勢での仕事は、足腰に相当負担がかかります。そのため、工房で仕事するときは、立った姿勢での作業が主で、ミシンかけ、パソコン操作などが腰かけ作業でした。
ですが、この立ち姿勢の長時間作業も、やはりウエイトオーバーの関係からでしょう、足の裏が痛くなってきます。何とかならないものかと考えていたところ、きょうの朝起きぬけにアイデアがひらめきました。(この朝の起きぬけのアイデアのひらめきにはいつも助けられています。潜在意識は寝ているときも働いているというのは本当のようです)
それが写真の三段重ね台箱です。作業台の高さも、いすに座った状態でちょうどよく、腰にも負担がかかりません。一息入れるときは、いすの背もたれに寄りかかるとこれまた楽ちんです。作業終了後は、分解して収納できる優れものです。
本日は、こういった作業環境の見直しもたいへん重要なことだと気が付かされた、朝のひらめきでした。
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