浅草鳥越の袋物職人の通信局

明日から久喜に通います

　あす８日から１４日まで、埼玉県久喜市のイトーヨーカドーで開催される「江戸職人展」に出展します。はやいもので、今回で３回目の開催になります。

　袋物職人の日々の活動をあますところなくブログにしたらたいへんなので、その一端の面白いトピック（話題、話の種、新英和中辞典　研究社より）があれば出来る限りお伝えしていくのが役割です。

　以前にもブログでお伝えしましたが、久喜は桜が東京より少し遅い開花です。あした、現地に行くと桜についてもお知らせすることが出来ます。

　そのほかに、町おこしで考え出された、「久喜クッキー」、９８円のたまごの特売日には、近隣がたまご料理で家族団らんとか、取材をしてみようとすると面白い話題があるものです。

　さて、明日からのブログでお伝えできるのはなんでしょう。頑張って取材いたします。

検索社会

　マイクロソフトのヤフーに対する買収も、ついに３週間という期限をつけたものとなり、最終的な段階に入ったようです。報道では、「脅し」とまで書かれているくらいの強硬な手段のようです。

　ここまでするくらいですから、インターネットを使って「検索をする」ということが、これからのコンピューター社会でますます重要性を帯びてくることがよく見てとれます。

　例えば、グーグルで「レストラン」と検索してみました。そうすると「食べログ」というレストランの口コミサイトがトップで表示されます。

　「レストラン」という言葉は、普通名詞ですから、これを商標登録することはできません。ところが、この言葉で検索エンジンで上位に表示されれば、あたかもその会社や人がサイバー上で商標権を持っているかのように見受けられます。

　こんな一面からも、検索によって社会が自然に変革されていることが見てとれます。「検索社会」「検索経済」がどんどん進行しています。

近所のガソリン価格

　話を聞くと、浅草小島町界隈のガソリンスダンドのガソリン価格はまだ値段が以前のままだそうです。

　車を手放してからもうだいぶ経つので、ガソリン価格を知るには自分でガソリンスタンドにいって確かめるか、人に聞くしかありません。

　街道沿いの、ガソリンスタンド激戦区ではすでに１２０円台の価格で競争が繰り広げられているようですが、近所のスタンドでは在庫の消化がされない限り、しばらくは元の価格のままのようです。

　ところで、月末に暫定税率を復活させるために衆議院で再可決して、また元のようにその税金分が上乗せされた価格に戻る可能性がありそうです。

　そこで思ったのですが、近所の価格が４月に入っても安くならない分、たとえ月末に再可決されても、５月のゴールデンウィークが終わるくらいまで逆に安い価格が維持されそうな気がします。

　諸物価高騰のおり、安いガソリンで浮いたお金で、ほんの少しリッチな気分でお買い物が出来そうです。つかの間のボーナスで終わるのか、それとも安いガソリンのままなのかは今月の終わりに判明いたします。

ながらラジオもいいです

　午後の７時ちょうどくらいに工房で地震の揺れを感じたので、その情報を知ろうとラジオをつけました。（ラジオはパソコンに向かっている本人の背後に置いてあります）

　チューニングすると、ちょうど７時だったので、ＮＨＫニュースですでに震源とか震度のニュースをやっていました。そのあとすぐ、今度は全国のガソリンの価格動向が報道されていました。速報性はラジオが一番とは聞いていましたが、たぶんその地位は当分揺らがないかと思います。

　そこで、気が付いたのですが、パソコンを操作しながら、ＡＭラジオのながら聴きもなかなかいいもんだということです。

　インターネットラジオを使えば、パソコンでラジオを聴きながら操作も出来ますが、やはりＡＭラジオを別に聴くのにはまだ及ばないように思います。

　例えばこんな使い方はいかがでしょうか。ニュースやトピックスを聴いていて、気になる出来事などが耳に入ったら、さっそくそれに関したキーワードで検索です。

　うまくいけば、さらに奥行きのある情報に出会えるかも知れません。耳で聴いた情報を、パソコンで検索し、出て来た内容を目で見て読むという一連の動作が、耳で取り入れた情報を記憶に定着させるのに都合がいいでしょうし、加えて脳の活性化にももってこいです。

　おまけに欲をいえば、ＡＭラジオで２４時間ニュース番組なんかあれば、ＰＣとラジオの組合わせで、最高の情報マシンになりそうな気がします。

催し物のお知らせ

　間近のお知らせですが、４月８日（火）から１４日（月）まで、埼玉県久喜市のイトーヨーカ堂で「江戸職人展」が開催されます。実演販売の時間は１０時から１９時、ただし最終日のみ１６時閉場です。

　昨年の４月の開催を皮切りに、１０月の開催、そして今回を含めて早いもので３回目を数えることになりました。

　最初に久喜を訪れた４月は、たしか桜がまだ満開のころだったかと記憶しています。東京より少し遅い開花だったようで、今年も行くと満開の桜の歓迎を受けるような気がします。

　論より証拠で、去年４月のそのときのブログはこちらです。お近くの方でこのブログをご覧になられた方は、催事の期間中にブログを見たと一声お掛け下さい。粗品を贈呈いたします。

知恵の宝庫

　名言集などは、たまに気に入った本などがあると買ったりしてましたが、今日、銀器の石黒さんに紹介されたサイトも気に入りました。

　「珠玉の格言集」とかで、どなたがお作りのサイトかはわかりませんが、広告もなく純粋に格言のみを広く集めて掲載してあります。

　歴史上の人物の体験、経験に基づいた言葉には重みがあり、実際に役に立つものが数多くあると思います。

　まだ、今日知ったばかりのため、全部読んだわけではありません。これから少しずつ読んでいこうかと思います。

　こうした、ＷＥＢ上にある知識の宝庫は、インターネットに接続できる機器があればどこででも、ひもとける時代となりました。（ひもとくは、巻物などのひもを解く意味で、本を出して読むことだそうです。　新明解国語辞典　三省堂）

　移動中なら、ひもとく相手は、本ではなくスマートフォンになってしまいそうですが、こうした知恵のあるサイトを数多く知って、隙間の時間に活用できるのですから、まさに便利この上なしです。

　インターネットが、袋物職人の小学校時代から存在していたら、今はどんなだったでしょうか。それは、これからの若い人たちが証明してくれそうです。

冬と同じいでたち

　タイトルの、いでたちは出で立ちのことで、（旅行の）身じたくのことだそうです。（新明解国語辞典　三省堂）

　漢字と同じで、読めても書けないことがあるように、「いでたち」も意味はしっかり知らなくても、用法はほぼ合っているのは、長年の蓄積の成果かと思います。なんといっても、日本語のネイティブスピーカーであることは間違いありません。

　いきなり、いでたちの説明で始まったのは、今日の寒さからです。４月のスタートで、寒さもきのうまでかとの考えに反して、晴天でしたが強い風の吹く寒い日でした。そのため、服装は真冬とほぼ一緒で、革の手袋までしての自転車走行です。（風が強いのでよけいに寒く感じたのかと思いますが）

　とくに、袋物職人は寒いのが苦手なので、是非あしたからは平常通りの４月の気候になっていただきたいものです。

　ところで、近所のおそば屋さんの価格ですが、前の値段に５０円ずつ上乗せされていました。よく食べる、大もり（もりはたいていひらがな表記です。これを盛にしたら風情がなくなりますね）は、５５０円が６００円になっていました。なんとか、これくらいならというところでしょうか。ただし、情勢次第ではさらにもう一段の上昇があるかも知れません。おそば屋さんもたいへんです。