産経のネットニュースに、上海の高層ビルの耐震基準のことがでていました。それによると、震度5強の揺れに耐えられるように設計されているようです。
震度5強というと、日本では時々起こる地震の揺れです。上海では、今回の四川大地震のときに震度2の揺れを観測したようです。上海では、震度4以上の地震が観測されたことがないので、今後もそれ以上は起きることはないとの見方があるそうです。
でも、ニューヨークのマンハッタンのように、堅い岩盤の上にできた都市で、なおかつ地震がないところと違い、上海は大昔は字のごとく海の上だったそうで、自然に砂が堆積してできたところだそうです。
超高層ビル群が立ち並び過ぎた影響でしょうか、地盤沈下がおき、地下水の汲み上げが制限されているそうです。
日本でも、ついこの間、偽装耐震設計で大問題が起きました。日本は、地震国のために耐震基準が厳しくて当然ですが、逆に地震の少ない国は、地震に対する恐怖感が少ないために基準そのものがおろそかになりやすいようです。
それにしても、上海の高層ビル群は、想定外の地震が起きたらどうなるんでしょうか。
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