新製品の開発、新しい考案(大きな考案から小さな考案まで)を生み出すときに常に必要なものは、必要から出てくる課題ではないかと最近思います。
「必要は発明の母」とは昔から言われていることですが、ここで言う必要は、人が足りないと思っていることや、困っていること、こんなものが欲しいとかの不足の充足のような気がします。
すべての必要を1人で見つけ出すことは、物理的に不可能に近いので、たいていの場合はお客様からの要望から出てくる課題というのが多いと思います。
こんな風には出来ないだろうかとか、こういうものは出来ないだろうか、だとかの新たな要望が課題となって新しいチャレンジ精神が湧いてきます。
そうすると不思議なもので、新しいアイデアが湧いてきて、今まで考えつかなかったことがすんなり出来てしまうことがよくあり、嬉しい経験となります。
そのためには、やはり外からの刺激、すなわち課題が提示されなくてはなりません。今では、課題の提示先は、お客様からの直接のご要望に限らず、本やネット上からでも探し出すことが出来そうです。
そうして、常に課題をかかえながら仕事をして解決策をさぐるように心掛けていれば、頭のさびつくこともなさそうです。
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