WTI原油先物の価格が1バレル64.6ドルまで下がりました。世界中が金融危機のさなか、原油価格が下がるのは朗報なのですが、なんとなく素直に喜べないものです。
OPEC(石油輸出国機構)は減産を決めましたが、急成長の国々の需要が減退しているので、減産しても価格の上昇にはつながらないように思いますがどうでしょうか。1バレル80ドルくらいが妥当な価格のように考えられているようです。
そして、世界中の通貨に対して円が独歩高です。たいへん異常な現象で厄介です。このままさらに円高が進み80円台に突入すれば、輸出は大打撃ですが、輸入する品物の調達コストが激烈に下がるのもあるのでなんともいえません。
それにしても、未曾有の歴史上の事件の真っ只中です。
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