話は来年後半のことになりそうですが、検索エンジン大手(もうこの言葉は妥当ではなさそうですが)のグーグルがパソコン用のOS(基本ソフト)をメーカーに無償提供すると日経ネットに出ていました。
当初は、ネットブック用だそうですが、ビスタの蹉跌(さてつ:つまずき)からウインドウズ7で挽回を図ろうとしているマイクロソフトにとっては言い知れぬ新たな脅威となりそうです。
「ロングテール」を提唱した、米Wired誌の編集長クリス・アンダーソンさんの近著「Free: The Future of a Radical Price(無料、ただ:未来の極端な価格)では、デジタル社会で競合する製品は限りなくゼロに近づくと述べているようですが、まさにそれを地で行く出来事です。
今までのデジタル社会をおおもとで支えてきた根幹が変わると、すべての面がその変化の影響を受けます。固定に限らず、無線のブロードバンド通信が2010年から普及し始めるのとあいまって、デジタル社会はまた大きく変革する時を迎えそうです。
また、そのデジタルだけに限らず、ハイブリッド車や電気自動車に代表されるエコカーの普及、さらには太陽熱発電の普及と変革の分野はたくさんあります。
そういえば、政治の世界も変革の年を迎えそうです。やはり2010年は変革の年、パラダイム転換の年になりそうです。
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