新型インフルエンザについて、厚生労働省の感染シュミレーションが発表されましたが、かなり驚かされる内容でした。
9月中旬をピークに感染が広がりおおよそ5人に1人が感染し、その総数2,550万人だそうです。入院が必要な人もかなりの数にのぼり、たいへんな事態が予想されます。
ところで、新型インフルエンザの予防接種ワクチンは、10月中旬ころから供給が始まり、年内までに、持病のある人、医療従事者、妊娠している人などの優先接種者1,700万人に接種されます。
ですが、このおおよそ1か月のずれはなんとも残念です。その間に感染が広がることは厚労省のシュミレーションに基づくと間違いないからです。ワクチンより先に感染が広がり始めてしまうのは予想外の出来事だったようです。別にのんびりと作っていたわけではありません。
そんな中、不幸中の幸いは比較的症状が軽いことです。だれも免疫を持っていないので、どんどん広がりますが、通常の風邪と同じような対応でなんとか乗り切れる可能性も十分あります。
言い古されたことですが、手洗い、うがいの励行とバランスのとれた栄養を取ることでかなり予防できるはずです。
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