ネット資本主義の企業戦略

　岩波新書の「ビジネスインサイト」とう本を呼んでいたらタイトルにある本を知ったので、青森出張中に読んでみようと思い、久々にネットで紀伊国屋書店（アマゾンには在庫なしのようでした）から買って今読んでる最中です。

　この本、１９９９年の１１月１１日初版発行という約１０年前の本ですが、なかなか読み応えがあります。

　著者は、フィリップ・エバンス、トーマス・S・ウースターで、両者ともボストンコンサルティンググループに所属する学者さんです。

　内容的には、IT,すなわちインターネットを利用した活動が既存企業に与える影響がどんなものなのかを今から約１０年前に考え予測していますが、今現在読んでもなるほどと感心させてくれる内容です。

　書店では新刊書コーナーが大賑わいですが、こうした旧刊書を読み直してみるとどの本が未来を言い当てているのかが分かりたいへん有益です。

　今回はざっと流し読みですが、次回からはキーワードを中心にもう一度読み返して見ます。両著者の第二弾が出たら是非買って読みたくなるような優れた内容です。