きのうのブログに書いた東芝の翻訳ソフト、よくよく考えたら出だしでこれほどの完成度なので、さらに進化したらどんなことが出来るだろうかと考えを巡らせてみました。
まずは、想定されている海外旅行での利用シーンです。日本語から英語、英語から日本語、そして、日本語から中国語、中国語から日本語の翻訳に約3万語の単語を使い、英語圏、中国語圏でほぼその要求を満たせるようです。
そうしてこれが、さらに進めば当然、多言語間の翻訳と語彙数の増加、そしてスマートフォーンなどの機器の高性能化がプラスされて、翻訳の高度化、高速化となりそうです。そうなると、小型の翻訳ロボットのようなものを誰でも手軽に持ち歩ける社会が実現します。もう街中で外国人にものを尋ねられても臆することなく誰でも応対が可能です。
それから、よく知られているように、各国首脳が国際電話会談をすることがあります。これにはやはり当然、双方に通訳の人が介在して会談を行っているはずです。
通訳の人には悪いですが、翻訳ソフトの高度化のあかつきには翻訳ロボットが代行することになってしまうかも知れません。(微妙なニュアンスとかまでソフトが理解出来るかどうかにかかりますし、首脳の会談の通訳はやはり人間かも知れませんが)
そして、これまた一般の人が誰でも手軽に利用出来るようになるでしょう。インターネットを利用して、どの国の人とも手軽に会話を楽しめるようになります。その時は、もう言葉の壁はありません。
インターネットの登場で、世界は一層小さくなりましたが、さらに言語の壁が取り除かれることによってもっともっと小さくなりそうです。エスペラント語を考えた、ザメンホフさんがこれを知ったら、きっと驚きの声を上げたでしょう。
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