きのうお伝えしたトレンドスポッティングというブログに出ていた2010年のソーシャルメディアに影響を与える重要な傾向の6つのうち「モバイル」「位置」「透明性」の3つを上げましたが、自分自身への刷り込みの強化も兼ねてもう一度おさらいです。のこりの3つは「測定」「ROI 投資回収率」「プライバシー」なので独断で後回しで考えることにしました。
さて、まず「モバイル」ですが、これはまさにスマートフォーンなどの高性能携帯電話の登場により、移動しながらインターネットに接続できる環境が整いつつあることです。これにより、様々な人が、様々な場所から、様々な情報を発信してくれることを意味しています。
それと「位置」ですが、これはこれからさらに充実してくる位置情報をお知らせする機能です。そして、そのバックボーンとなっているGPSは、アルビン・トフラーの「富の未来」でも言及されているようにアメリカがこの開発に莫大な費用を投じて作り上げたもののようです。それが、みんなでただ同然の機能として利用できることは、驚くべきことのようです。
そして3つめの「透明性」は、おそらく、どこの誰だか分かることです。ソーシャルメディアを袋物職人が無理して訳すと、インターネットを利用した社交的媒体とでも言えましょうか。リアルの世界でも社交辞令や礼儀があるように、バーチャルの世界でも同じように社交上の礼儀があるのではないでしょうか。試しに、「社交」を新明解国語辞典でひくと、次のように出ていました:その社会で生きて行く上に必要な、人とのつきあい。そのあたりのために、ネット社会での「透明性」が必要なのではと個人的に考えています。
「モバイル」「位置」「透明性」この3つを呪文のように唱えて熟睡すると、朝起き抜けに何かがひらめくかも知れません。個人的には、起き抜けのひらめき多いんです。(まあ、大発明にはつながりませんが)
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