今後とも激しい雨に注意が必要との警報の出ている奄美大島では、目下のところ、大雨のため交通手段を遮断された住民の方、2,000人以上が孤立しているとのことです。
これは、鹿児島県の見方として発表されたことをニュースで知った二次情報ですが、事実とすれば大変な事態に多くの方が遭遇していることになります。
電話線が寸断され、道路が寸断され、携帯電話も不通では、人間にとって大切なコミュニケーションの手段をすっかり奪われてしまっていることになります。
先日の、世界中が注目したチリの落盤事故では、閉じ込められている人と家族とがテレビ電話でコミュニケーションを取っていました。これは、事故に遭った当人はもちろん、家族にとってもどれだけこれで安心したかわかりません。チームワークが最後まで守られたのもこのコミュニケーション手段があったからではないでしょうか。
ひるがえって、今、奄美の人々はこの大切なコミュニケーションの手段を奪われています。有線の電話、基地局を使う携帯電話以外にも、何か新しい通信手段を考えなければいけないのではないでしょうか。
異常な気象現象の多くなった環境では、それに対抗する策を様々な面で考えないとならないのではないでしょうか。
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