ルネサンスというと、14世紀から16世紀にかけてイタリアを中心に西欧で興った文化復興の運動とウイキペディアで解説されています。歴史上でこのような全体が大きく変化する出来事が起きると、その時代背景はどうだったのかと調べたくなるものです。
大勢の人々を文化、文芸復興へと駆り立てた要因は必ずあるはずですが、簡単に事典を読んだだけでは到底その真髄に触れることは出来ないでしょう。時間をかけ、じっくりと調べたら必ず価値のあるものだと思うので少しずつでも勉強していってみます。
ところで、時代背景は違うものの、日本でもこの文化復興運動(といっても名のある人はきちんと引き継がれているわけですが)が規模こそ違え、これから起きてくるような予感がします。というよりも、起こさなくてはいけないのかも知れません。
高度成長期を終えてから久しくして、バブル経済の崩壊、そして少子高齢化を背景に日本経済は成熟からやや衰退に入りつつあります。(ついこの間、GDPで世界第2位の座を中国に譲り渡したのは象徴的な出来事です)
こうした時代背景は、きっと大勢の人々をなんらかの目的に向かって駆り立てるエネルギーになるのではないでしょうか。
その1つが文化です。日本文化のにおいのプンプンするもの、これがおそらくこれから活躍する代表選手の1人に挙げられると思います。
インターネットを通じ、世界がグローバルにつながる中、はっきりと日本の立ち位置を明らかに説明していくには、技術ももちろんそうですが、そのベースにある古来からの日本文化、外国人には真似しようにも真似できない日本の文化の重要視がこれからまさに必要になると確信しています。
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