日銀の白川方明(まさあき)総裁は、東日本大震災の後の日本経済の回復について、当初やや悲観的な見方をしていましたが、企業努力などにより、供給面での制約要因が解消されつつあり、11年度後半より緩やかな回復経路へ向かうとの見解を述べています。
11年度後半といえば、年度が4月からスタートしているので、本年10月以降ということになります。しかしながら、こんなニュースを聞くと、なんとなくもうすでに回復の軌道に乗り始めているのではないかとすら思えて来てなりません。いわゆる、復興需要です。
そしてまた、この復興需要で日本経済を活気づけることなしでは被災地の新しい街づくり、都市づくりに貢献することが出来ません。要するに必須の部分です。
プレジデント・ロイターの記事にもある「元気な大阪」はまさに始まったばかりで、本格的な復興需要はこれからに違いありません。
また、もちろん大阪だけでなく、全国津々浦々で一丸となって被災地の復興に汗を流さないといけません。どうやらそれが出来るのもそう遠くなさそうです。
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