本を整理していたら、約22年前のこの本がで出来ました。袋物職人なのでつい興味を惹かれて購入しておいたのでしょうが、デジタル時代にもう1度再読するとかなり価値がありそうです。
タイトルにもあるように「出光興産鞄の中身プロジェクト」として出発し、1988年3月に丸の内にショップを開くほどの力の入れようだったようです。
ご存知のごとく1988年といえば、1995年にウィンドウズ95が発売されてインターネットが一般に普及し始める以前の「前ネット時代」です。もちろん、携帯電話もスマートフォンもありません。歴史をひもとけば、1987年にこの携帯電話は出たばかりです。
中をのぞけば、鞄の中に入れておくグッズで推奨されているのは、システム手帳や電子手帳などがその中心です。
ところが、ここで大切なことは、ビジネスマンの必要とすることは、今もその当時もたいして変わっていないということです。そして当時はなかったデジタル機器がふんだんにあるということです。
そうです、すなわちここで重要なことは当時行われていたビジネスマンの行為を今のデジタル機器を出来るだけ利用して、さらに効率を高めることが出来るからです。
その意味で、この本を再読すれば、当時は叶わなかったことも今では効率よく遂げられる可能性の発見に結びつきそうです。それでは22年前の消えかかった記憶を復活させるべく読み始めてみることにします。
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