よく引き合いに出される大昔の通信手段の「のろし」に始まって発展してきたコミュニケーションの方法も、今ではインターネットを利用したソーシャルネットワークに到達し、さらに発展中です。
ニュースで知るところの、若い人達が一日でやり取りするメールやメッセージの数の多さには圧倒されますが、人間は基本的に人とつながりを持ちたいという欲求の表れでしょうから、デジタルツールの発達した現代としては自然のものと見るのが妥当でしょう。
そうした、人とのつながりの大切さを、インターネット革命の時代にいち早く見いだした、ソーシャルメディアの創業者の人たちの先見性には感服させられます。
一方で、インターネットの黎明期、電話回線でネットに接続していたころでは、やりとりに時間のかかっていた画像や動画も、今では高速回線のおかげでスムーズにやり取り出来るようになったのもコミュニケーション活発化の支援になっています。
ところで、こうしたソーシャルメディアの興隆をみると、人々の、その基本的で素晴らしい欲求は、「つながりを大切にすること」なんだとあらためて思いました。
今さらこんな事に気が付くとは、遅まきながらですが、インターネットやソーシャルメディアの登場以前から大切な事柄を、ソーシャルメディアの興隆でより一層深く気付かされたわけです。
「基本はコミュニケーション」とは、何もデジタル、インターネット、ソーシャルメディアに限りません。人と人とをつなげるコミュニケーションの技はアナログでもたくさんありそうですし、逆にアナログ方式の方が、より大切になるかも知れません。例えば、こうしたメッセージカードを添えるのもその1つかと思います。
繰り返しになりますが、デジタル、アナログに限らず、コミュニケーションの技の数々の腕を磨くことは、人間関係を円滑にして、楽しく、豊かな社会を築く礎になるはずです。
さて、技の練磨に取り掛からないといけません。
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