ついこの間お正月だったのに、と思うほど月日の経つのははやいもので、今日から弥生3月、暦の上では春の始まりとなりました。東京では、お誂えに、出だし早々春一番が吹き、暖かな一日となりました。さらにおまけに、花粉も飛んだせいか有難くない目のかゆみも今日スタートです。
さて、お話は変わって、今後世界経済を大きく揺るがすのではないかと思われるあまり良くないニュースが入ってきました。それはこちら、アメリカの強制的歳出削減がほぼ実施される公算だからです。 こちらの地図で合衆国の州が色付けしてありますが、色の濃いところほど甚大な影響を受けるところのようです。
読売新聞のこちらの記事を見ると、8月には米国債のデフォルトの可能性すら指摘されています。 もしそうなれば、ちょっとどころの影響では済まされない大変な事態が待ち受けていることになります。欧州の危機だけでも大変なことなのに、ここにアメリカも加われば世界経済が混沌としていくのは明白です。
日本は安倍政権に変わり、アベノミクス3本の矢でデフレ脱却を目指している矢先に事が悪い方向に進んでいってもらっては、それこそ大番狂わせです。
はてさて、アメリカは万策尽き果てたのでしょうか?いえ、そんなに落胆する悪いニュースばかりではなさそうです。それは、ご存知のアメリカの「シェールガス革命」です。噂では、アメリカは将来、世界で1位、2位を争う産油国、さらには天然ガス産出国になるからです。この力は絶大で、財政赤字を削減していく強い味方になるはずです。
楽観視はもちろんできませんし、短期的には規模の小さい世界経済危機が訪れるかも知れませんが、是非とも世界経済を揺るがす大事になることは避けてもらいたいものです。
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