先ほど午後1時過ぎから雨が降りだしたとはいえ、今日の陽気は春先を思わせるものでした。
例年、1月の下旬は寒さの底で、東京の場合1年で最も寒い時期に当たりますが、このところ最高気温が10度を超す日が続いていて、小春日和を思わせる日もちらほらです。
気象庁によると、2月3日の節分を過ぎたあたりから寒気が入り込み一週間ほど冷え込むとの予報ですが、たぶんそれがあったとしてもその先寒い日々はもうないのではと思える気候です。
さて、昨日は理化学研究所の万能細胞のニュースに驚かされました。なにせ、ノーベル賞受賞の山中教授のiPS細胞より早く出来て、ガン化の可能性が低いとのこと。まだマウスの実験段階で可能性についてはこれからの研究次第でしょうが、常識を打ち破る素晴らしい大発見をしたことは間違いないでしょう。
発表当初は、「生物学100年の歴史を愚弄するのか!」などと罵声を浴びせられたようですが、罵声を浴びせられるのは頭の固い古い研究者のようです。
この万能細胞だけでもノーベル賞クラスの驚異的発見ですが、今年はこうしたテクノロジーの爆発が雪崩のように起き始める元年ではと秘かに考えています。
例えば、2、3思いついただけでも、IHIが研究している藻から油をとる「モブラ」が今年から試験出荷されると聞いていますし、トヨタの燃料電池車の発売も迫っています。さらには鳥取大でのこんなニュースも目を引きました。
まだまだ知らないだけでたくさんあるのでしょうが、日本を発展させるのは日本のお家芸、すなわち、なんと言ってもテクノロジーによるイノベーションです。
そう考えると、2014年 平成26年午年は素晴らしい年の始まりだと思えてなりません。
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