だんだんと深刻な状況になってきました。矢木沢ダムのホームページの貯水池情報からPDFをダウンロードすると今年平成28年の貯水量の推移が赤い太線で表示されています。すでに急激に落ち込み、最低ラインが間もなくやってきます。
平年だと、梅雨時に回復し、梅雨明け後の夏場の高需要をまかなうので、またそのあと貯水量が減少します。ところが、今年はその前に最低ラインに達してしまうので、梅雨時に多少の雨が降っても貯水量は容易に回復しないのではないでしょうか?そんな時に夏場の需要期が来てしまうので非常に厄介です。
加えて、今年の夏はとんでもない猛暑が予想されています。水不足と猛暑のダブルパンチではたまったものではありません。猛暑で水が欲しい時に水不足だなんて近年まれにみることになりかねません。
また、こればかりはテクノロジー、科学技術をもってしても容易に解決出来ることでもありません。頼みは梅雨に多すぎず、少なすぎずの雨降りと節水を心がけていくことでしょう。是非とも最悪の事態を招くことのないよう祈るばかりです。
コメント