江戸の粋な文化は、上掲の袋物にもあるように、装飾を施した文字にも表されています。粋でいなせな町火消しの面々が好んで使ったこのような江戸文化は街のあちらこちらで見かけられるところです。
写真でご紹介のこの牛革合財袋(がっさいぶくろ)には「い」の文字を手技の刺繍加工にて表現してあります。いろはの「い」とか、いの一番の「い」とか様々に解釈も出来ましょう。
また、ご名字やお名前で「い」のつく方がお持ちになってもよろしいかと思います。サイズは小ぶりで、たて22センチ、よこ17センチですが、小さい袋も粋で小洒落た感じでお薦め出来ます。(内袋には携帯電話ポケットが付いています)
今後も様々な装飾文字を、色々な種類の袋物にアレンジしてご紹介してまいりたいと思いますので、乞うご期待下さいませ。