浅草鳥越の袋物職人の通信局

東京の雪

　ラジオで、東京は雪のない冬になりそうですと言っていました。今年に入ってからもまだ初雪が降らず、3月になってしまいます。

　ということは、3月からは春ということなんでしょうか。季節は月できっちりと分かれているわけではないのでしょうが、便宜上そうするようです。

　３，４，５が春、６，７，８が夏、９，１０，１１が秋、１２，１，２が冬でなんとなくつじつまがあいそうです。今日で冬が終わり、明日から春というのもなんとなくおかしい気がしますが、気持ちの切り替えとして使えば役に立ちそうです。「ものは考えよう」でうまく利用できます。

　さあ、桜咲く3月です。一花も二花も咲かせましょう。

　

靴を買わないといけません

　何ヶ月か前に、近所の商店街で買ったウォーキング用の靴がそろそろはき慣れてきたのですが、欠点が見つかりました。雨の日に浸水してくるのです。外見上何の問題もなさそうなのですが、雨の日少し歩くと、すぐ靴下が濡れてきます。帰宅して、靴下を取り替えないと気持ち悪くてどうしようもありません。

　晴天専用の靴と考えればいいのですが、この場合プラス思考は成り立ちません。そろそろ新しい靴を買いましょうサインかと思います。

　二足買って、交互に履くと長持ちするとか言われていますが、どちらかというと一足を履きつぶすほうです。3月7日出発の外国旅行に合わせて、町歩きようの靴のいいのを物色します。

液体物持込新ルール

　3月1日から、日本発の国際線の飛行機に液体物を持ち込む際の、新ルールが実施されるそうです。3月7日から、職人さんの会で3泊4日の海外旅行があるのでこのルールが適用されます。

　100ミリリットル以下の個々の容器にいれて、1リットル以下のジッパーつき透明プラスティック袋に入れて、一人一袋で検査トレーへのせるそうです。1リットルの透明プラスティック袋というと、縦横の合計が40センチ以内が目安だそうです。

　保安検査後の免税店で液体物の購入は可能だそうですが、乗り継ぎ便を利用するときは、放棄しなければならないそうです。

　ハンドクリームや、練り歯磨きなども対象のようですから、ちょっとたいへんそうです。もちろん機内持ち込みでなく、入りきらないものはスーツケースにいれて預ければいいようです。安全な運行の為には、ぜひとも必要のようです。

QRコードを追加しました

　今日の町を行きかう人の挨拶は、「今日は寒いですねー」でした。晴天で日差しがあるのですが、寒い日でした。きっと、日光が寒気の間を通り抜けてくる間に、熱を奪われてしまうので暖かさを感じなくなるのではと思います。これは、そうではないかなーという仮説です。

　使っている、「タイプパッド」のブログの機能に、サイドバーにＱＲコードを表示することができるようになりました。新しいもの好きなので、さっそくに取り入れてみました。

　実際に携帯電話で読み取り、ブログに接続できることを確認しました。ところが、使っているＦＯＭＡ　Ｆ９０１iCでは、読み取ったデータを保存することが出来ませんでした。これでは、一回ごとにパソコンの画面のＱＲコードを読み取らないと次には使えません。

　ちょっと頭をひねっていますが、なにか他に方法があるのかもしれません。

寒いときにはラーメン

　今日は、強い北風が吹き、冬らしい寒い日でした。明日も冷え込みそうですが、寒い日の少ない冬というのも、これから増えてきそうです。

　先ほど、浅草ひさご通りの「台東区立江戸下町伝統工芸館」（通称　ギャラリー匠）の帰り道、有名なラーメン店「来集軒」に寄りました。前から噂に聞いていましたが、今日初めて食べました。普通盛が550円で大盛が750円。迷わず大盛を注文しました。寒いときには、あったかいラーメンにかぎります。場所は、どじょうで有名な「飯田屋」さんの前の道を入って、一つ目のかどを左に曲がったところにあります。今日はすいていました。

　スープはあっさり味で、少々薄めの味付けですので好まれるのかも知れません。袋物職人としては、もう少々味が濃ければなおけっこうかと。麺もややちぢれ気味でいいです。具のメンマの味がいいのも良かったです。

ストーブなしで平気です

　20時現在の東京地方の気温は12度です。先ほど、車で巡回する灯油やさんで、18リットル1,390円で買いました。少し前は1,450円でしたから、幾分下がったわけです。この暖冬では灯油もだぶついてしまい、値段が下がるのは当然のような気がします。

　今日の工房はストーブなしです。灯油代がかからずありがたいことですが、この暖かい冬はちょっと気味が悪いです。今日買った灯油が使い切らずに残ってしまいそうな気がしないでもありません。

　2月は28日までしかありません。「正月が来たと思えばひなまつり」バショー！

もう電話とは呼べません

　携帯電話がまた進化します。総務省からワンセグ専用のテレビ放送の認可がおりたのと、将来ＧＰＳ（衛星による位置確認）システムが標準装備されるからです。とくに、このＧＰＳは警察や消防、それと海難救助などの際、携帯電話を発信している位置の把握にぜひとも必要だからです。

　電話はもちろん、メールが出来て、インターネットも閲覧でき、テレビも見られるし、自分の位置情報も確認でき、地図と合わせて使えば道案内もしてくれます。あるときは、電話、あるときは、パソコン、あるときは、テレビ、あるときは、地図　・・・・・

　昔、「七色仮面」というテレビ番組がありました。（相当古いですが）携帯電話から、ケイタイという呼び名が一般化しましたが、そろそろ「七色仮面」と呼べそうな雲行きです。

　「七色仮面のおじさんのほんとの顔はどれでしょう」これをご存知の方は、袋物職人と同世代の方か、上の方です。

　それにしても、ほんとに便利な道具が登場したものです。

新液晶テレビ

　液晶テレビを得意とするメーカーが、新タイプの液晶大画面テレビを発表しました。さらにきめが細かく、精細な画像で、動きの速い画像で起きる残像の対処を施したものです。

　よく言えば、「最近の技術革新のスピードはめざましいものがあります。」といえそうですが、すでに買ってしまった人にとっては、「なんだよそういうの出来るの教えておいてくれたらいいのに。」でしょうか。ものが大きい上に、価格も高価なので一度買ったら、携帯電話のようにそうやすやすと買い換えることは出来ません。

　逆に言えば、価格が高いのでごみにならずに済んでいるとも言えます。それと、こういう技術進歩の速い製品は、小出しにしてくるのが世の常です。「今度こういういいもの出しますからお待ち下さいね」なんて絶対に言いません。要するに、買った人の責任になってしまうんですね。少々くやしいですが。

コンシェルジェ

　朝、テレビのニュースで外国人の観光客のための、携帯電話を利用した観光案内について放送していました。場所は富士五湖でした。外国人が携帯で観光について尋ねると、それぞれの国の人にわかる言語で案内をするものです。なるほど、これは携帯電話をうまく利用した新サービスだなと感心しました。

　でもこれが、どういうわけか日本人にはなじめないような、わざわざフランス語です。「コンシェルジェ」 conciergeとつづりますが、英語の発音は、コンシアージに近いようです。

　意味はどうかというと、門番、守衛（特にフランスで）、ホテルの接客係、アパートの管理人だそうです。（ランダムハウス英語辞典より）もとの意味はちょっと違うようです。

　なんでこんなわかりにくいなじめない言葉を使うのかといえば、理由は簡単です。かっこよさそうだからです。ですが、袋物職人からすると、「外国人向け携帯電話観光案内」のほうがずっとわかりやすくていいと思います。訳語もそのまま水平的に訳せるので、誤解がありません。へたに、「コンシェルジェ」なんてやると、もとのほんとの意味を知っている外国人にとっては、反対におかしく聞こえるかも知れません。

メールに集中は危険です

　駅のホームを携帯電話のメールを見ながら歩いていた女性が、人と接触して線路に転落してしまったと、ニュースに出ていました。幸いなことに、緊急停止ボタンで電車が止まり、指の骨折だけですんだそうです。命拾いです。

　確かに最近、携帯電話の画面に集中して歩いている人をよく見かけます。時には自転車に乗りながらメールをする離れ業の持ち主もいらっしゃいます。

　ですが、これは自動車の運転でいえば、歩きながらも、自転車も脇見運転をしているのと一緒です。急いでメールのやりとりをしなければならないのはわかりますが、自分の身の安全のことを考えたら、立ち止まって操作をするのが本当です。

　現代は、なんでもスピードの追求です。話し言葉のスピードも昔と比べると格段に速くなっているそうです。それに、短縮した言葉が好んで使われ、少しでも情報の伝達を早めようとしています。そんな背景が人をせかせかさせる原因になっているのではないでしょうか。

　この辺で少し立ち止まり、よく考えるときが来ています。「注意一秒、怪我一生」とは、けだし名言です。